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エグゼクティブから学ぶ “ネオ接待”の極意 Vol.2

福田淳
株式会社ソニー・デジタルエンタテインメント代表取締役社長

「公私混同で接待します。滅私奉公ならぬ、興私奉公、かな」

ラ・ビスボッチャ

ラ・ビスボッチャ

「接待は、公私混同でいいと思うんです」と福田氏は断言する。365日毎日手抜きのない外食だからこそ、接待においても「1回の接待がつまらないなんて、許せない!世界の人口が70億人なのに一生でご飯を一緒に食べることができる人数は、8,000人くらいしかいない計算になるんですよ。だからこそ、その日接待をする相手には史上最高ハッピーな夜を過ごして欲しいんです。そうなるとやっぱり小手先の気遣いじゃ足りない。恋人との初デートのように『ここで公園に寄ってブランコに乗る』みたいな想像力が必要なんです。そんなときは“あ・うん”の呼吸ができるレストランじゃないとダメ。なんてったって初デートですから、邪魔するようなレストランでは興ざめでしょ?公私混同するほどの情熱を傾けることが、接待のおもてなしには必要なんじゃないかな」

エグゼクティブから学ぶ “ネオ接待”の極意

今をときめくエグゼクティブたちが、今宵もどこかで誰かを“おもてなし”。 ひと昔前の“接待”では、ヒトの心は動かせない。接待の新潮流、ここにあり!

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