2018.08.07
私の住む街 Vol.1住む街によって、人生は大きく変わる。
出会う人々、お気に入りのレストラン、週末に出かける場所。
その“人となり”を作る日常の全てが、街によって大きく異なるからだ。
人と富が集中する東京においては、特にその傾向が顕著である。
人生やライフスタイルは、住む街によってどう変化するのだろうか?その“リアル”に迫りたい。
初回は、港区おじさん…いや港区に長らく住んでいる経営者の男性に話を聞いた。
名前: 仁さん
職業:経営者
年齢:53歳
住居:オークウッドプレミア東京ミッドタウン
趣味:トライアスロン
“脱・港区”したIT経営者
「最初に言っておくけど…」
港区六本木の高級マンション『オークウッドプレミア東京ミッドタウン』のラウンジで我々を出迎えてくれた仁さんは、開口一番にこう言った。
「僕は港区にずっと住んでるけど、いまは“港区おじさん”じゃないんだよね」
早々に「港区に住んでいるが、港区おじさんではない」と断言した仁さん。しかしこのオークウッドプレミア東京ミッドタウンに住んでもう6年。これまでの住居遍歴を聞いても、港区の中心ばかりである。
しかも自身で構築したインターネット上でのポイントサービスの事業が成功し、いまやIT業界のみならず、生活・エネルギー産業などのビジネスも手掛けているという。
この経歴を聞くと、成功した経営者として港区でさぞかし華やかな生活を送っているに違いない、と思ってしまう。
しかし港区に住み続ける理由について、こう語った。
「港区に住むのは、いいサービスアパートメントが多いから。ただそれだけ。
僕は家具を一切持たないし、ハウスクリーニングも定期的にお願いしたいから、そういう基準で選んでいくと、たまたま港区になったんだ。でも年内に、港区から引っ越す予定なんだよ」
実は今年、長年慣れ親しんだ港区から、千代田区への引っ越しを決めているという。
「僕はさ、いわゆる“港区的な生活”は、もう3年前に卒業したんだ。いまはトライアスロンにすっかり夢中で、“IRONMAN(大会の名称)おじさん”なんて呼ばれてるくらい」
そう話す仁さんの“脱・港区”までの過程は、かなり興味深いものであった。
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