白金にこそ本気で旨い店が隠れている!絶対に秘密にしておきたい名店5選

本当にグルメな大人が秘密にしておきたい街、それが「白金」だ。

恵比寿より落ち着いていて、麻布よりもさらに隠れ家的で、真に美味しい店がそろっているのだ。

そんな「絶対に秘密にしておきたい白金グルメ」をちらっとご紹介しよう。

「和牛の尻尾の煮込み赤ワインソース」

斉須シェフが率いる総合力No.1のフレンチ『コート・ドール』

言わずと知れたフレンチの名店『コート ドール』。オープン以来、グランドメニューを飾る至極の逸品として供されているのが「和牛の尻尾の煮込み赤ワインソース」だ。

威風堂々として皿に横たわる肉塊─。

鳶色のソースに覆われ、黒々とした光沢を放つそれは、立ち昇る香気も豊潤にして軽やか。どこか毅然とした佇まいに、有無を言わせぬ迫力と品格を感じさせる。

斉須政雄シェフが28歳の時から作り続けてきた渾身の力を込めたひと皿だ。

「大葉シソ・梅干しの冷製スープ」

この時期、同店を訪れるならばもうひとつ語らなくてはならない名物がある。それが「大葉シソ・梅干しの冷製スープ」だ。

青シソと梅干し。

この、日本人の心の奥に潜む夏の原風景を彷彿とさせる食材を使いながらも、斉須政雄という料理人のフィルターを通すことで、その身に染み込んだフランスのエスプリが、それらをごく自然な形でフランス料理へと昇華させている。

庭園を望む開放的な店内

何も特別なことをするわけではない。当たり前のこと、なすべきことをひとつたりとも疎かにせず、日々淡々と作り続ける。

大切なのは自分に素直であること。そんな斉須シェフの料理哲学が皿から伝わってくるようだ。そしてそれは、時流に流されることなく、自らの信念を貫いてきた斉須シェフの生きざまそのものに思える。

白金を語るならば外すことのできない名店である。

厨房と客席とを仕切る壁には、深谷氏の思いが込められた店名がさりげなく

「フレンチ方程式」をコンセプトに掲げる『l'algorithme』

白金の北里通りにある『アルゴリズム』もこのエリアを語るならば覚えておきたい名店。

オーナーシェフの深谷博輝氏は、『カンテサンス』でスーシェフを務めた新鋭。『レカン』『ボンファム』などでも経験を積んでいる実力派である。

カウンター8席のみの、シンプルさもまた魅力

コンセプトとして掲げているのは「フレンチ方程式」。

国内だけでなく、パリのレストランでも研鑽を重ねた経験から、料理、ワイン、空間といった、レストランを構成する要素のアルゴリズム=方程式を組み立て、提案する。

「野鳩 st hubert/菌糸とほっくり=秋/不変のalgorithme」一ヶ月熟成させた本州シカの仔鹿を、バラ肉は煮て、胃袋は揚げて。ソースはクラシカルに王道を往く

席につくと、まず目の前に登場するのはiPad。店のプレゼンテーション的な動画とメッセージの後、「おまかせコース14,500円(税サ水込)」で登場する10~11皿の料理のタイトルが表示される。

が、一読しただけでは想像がつかない言葉の羅列に戸惑うばかり。ますます料理に対する興味が募る。

たとえば、「野鳩 st hubert/菌糸とほっくり=秋/不変のalgorithme」などのタイトルが予告され、この後の展開に戸惑うが、料理が出てきて、納得。

題して、「穴子+植物の酸/死後硬直/ビーツ+薔薇+りんご」明石産の伝助アナゴを敢えて死後硬直させ、ベニエと炙り、異なる2つの調理法で。食感の鮮やかな違いや、酸と香りの組み合わせが、好奇心を刺激する

どの皿も知的で緻密な企みに満ちており、それを紐解く喜びに夢中になっていく。

話題沸騰中のレストランなだけに「次のメニューも気にならない? じゃ、いま予約しちゃおう」と、動きも俊敏。

「野鳩 st hubert/菌糸とほっくり=秋/不変のalgorithme」

話題店ほど、先駆けて訪れ、早々に常連に。

港区の成功者はこうして、好奇心を満たし、陣地を広げていく。

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