究極にシンプルな美味しさ!チーズと胡椒だけの絶品パスタ「カチョ・エ・ペペ」4選

熱々のピチを、大きなパルミジャーノ・レッジャーノに入れて絡ませる

『リストランテ ペリーニ アダージオ』の「“ピチ”カッチョ・エ・ぺぺ」

『カメレオン』の跡地、そう聞いてピンとくる人もいるかもしれない。

東麻布の静かな一角に2013年末オープンした、イタリアンエスプレッソのトップブランド『ペリーニ』が手掛けるリストランテ。

手打ちパスタ「“ピチ”カッチョ・エ・ペペ」

日本、イタリア、オーストラリア、ニュージーランドなど各地で研鑽を積んだ東條吉輝氏が腕を振るう。

シグネチャーパスタである“ピチ”は、シェフの修行先であるトスカーナに古くから伝わる弾力ある太麺のパスタ。

20時まではコースを提供、それ以降はアラカルトに変わる。

希少部位のザブトンを約2週間熟成。「オーストラリア熟成牛のタリアータ」

熱々のピチを、大きな「パルミジャーノ レッジャーノ」に入れて絡ませるのはこのお店ならではのもの。圧巻である。

高い天井と東京の街を一望できる景色

“一流ホテルで田舎イタリアン”「アマン東京」『アルヴァ』

開業30年の節目を機に、「アマン」では全世界共通のイタリアン『アルヴァ』の展開をスタート。「アマン東京」にも誕生する運びとなった。

「鰆のグリルと春キャベツ」は2名より取り分けるスタイル(14,000円のコース「収穫」の一品)

店名はラテン語で“収穫”を意味する。これには、山や海での収穫、季節の恵みを活かしたシンプルな料理を提供するというメッセージが込められている。

イタリア産を含む厳選素材を使用し、プレゼンテーションは華美というより素朴で大胆。

例えばメインの魚料理にはローストされた春キャベツが一株丸ごとのっており、それを卓上にてとりわける。よく知る野菜のダイナミックな楽しみ方が新鮮だ。

「ラビオリ カッチョ エ ペペ 黒胡椒とペコリーノ・ロマーノ」(小/1,600円) ※価格は税・サ別

パスタはシェフが20代でイタリアへ渡った際に最初に習ったというラビオリ、「アニョロッティ カチョ エ ペペ 黒胡椒とペコリーノロマーノ」。

ソースはパスタの中に包み込んであり、口に入れた瞬間にプチっと弾け、黒胡椒の香りとチーズの風味が口いっぱいに広がる。

まるでイタリアの田舎のレストランに来たような気分になるが、それが「アマン」というギャップが面白い。そんなディナーをデートで与えられたら、好印象しか残らないはずだ。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

この記事へのコメント

Pencilコメントする
今更
Cacio e Pepe(カッチョ エ ぺぺ)。
ローマでいただいて以降、ただクドイだけの
お品しか出せないお店ばかりと思っていました。
ピチだけでなく、ショートパスタやラビオリでも
オーダー出来ると嬉しいわ。
2018/08/16 08:041

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo