大人美女が今夜もしっとり女子会中!外苑前の小道には、女性に人気すぎる隠れ家があった!

“青山な人々”の情報感度の高さは、東京随一。中でも日々多方面でセンスを磨いている女子たちの情報感度の高さと情報共有の早さは、群を抜く。そんな彼女たちが今、最も熱い視線を送る店が外苑前にあった。


洗練された女子は随所にセンスが光るお洒落エスニックを狙う
『Ăn Đi』


〝人とかぶらない選択〞が信条の青山な人々。だが、レストランに関しては常に相反する2つの感情で揺れ動いている。それは、「できれば教えたくない」と「この感動を誰かと共有したい」というもの。

『Ăn Đi』は、間違いなく訪れた者たちは後者の感情が勝ることで、瞬く間に予約が取れない店へと駆け上がった人気店だ。

場所はキラー通りから青山熊野神社方向へ抜ける小道沿い。外苑前屈指のグルメエリアの中で、静かに灯る看板が目印。


いわゆるベトナム料理店を想像して店に入ると、その瀟洒な雰囲気に驚かされる。

過度にアジアンテイストを主張するのではなく、ラタンの椅子など、素材でさりげなく匂わせるセンスは、フレンチ出身のオーナーならでは。

オーナーはソムリエということもあり、日本のワイナリーから海外まで、自然派ワインの品揃えは圧巻の300本。入り口横のコンクリート壁には、醸造家たちのサインがずらりと並ぶ。

スタッフの服装も無地のTシャツにパンツという、リラックス感あるシンプルさがお洒落。エプロンはユーモアあふれるメッセージで人気のブランド、「DRESSSEN」。そのチョイスもまた洒落ている。

押しつけがましくない空気や、スタッフも肩の力が抜けた洒落感が今っぽくて居心地が良い。

18時のオープン早々からカウンター席は埋まり始め、20時にもなれば連夜満席。


彼らのお目当ては〝モダンベトナミーズ〞と称される全7品のコースメニュー。

どの料理も日本の食材を取り入れながら、洗練されたベトナム料理に昇華され、舌で、目で、楽しませてくれる。

定番の生春巻きも柴漬けにパイナップルなど、画期的な組み合わせが抜群に面白い。


女性客が圧倒的に多く、多い日は9割を超えることも。

コースは7皿にデザートがついて¥6,500というコスパの良さも女性に人気の理由だろう。内容は1か月~1か月半で変わるが、名物と呼ばれる「ティーリーフサラダ」は不動のメニュー。

発酵させた福岡県の八女茶の茶葉をトマトやナッツ、干しエビなどの食材と共に甘夏ドレッシングをかけ、よく混ぜてから食べるのだが、その斬新なスタイルに半信半疑の表情を隠せない客も多い。

だが、ひと口食べれば、苦味や酸味に加え、確かな旨味が押し寄せ感動必至。


この日、カウンターで横並びにワインを開けていたのは、某女性ファッション誌のエディターと、ライターの3人組。撮影現場でもしばしば話題になっていたというこの店は、料理も空間もお気に入りだとか。

予約は3週間待ちゆえ、次の予約をして帰るのが、青山女子のお約束だ。

東カレアプリなら、電子書籍で読み放題!

「青山の夜」を体験してこそ大人です!

プレミアムサービスなら、最新号も過去号(約10年分)も、電子書籍で読み放題!
レストラン検索機能もついて超便利!
アプリでのご利用はこちらから
※最新版のアプリをダウンロードしてください。

紙版をお求めの方はこちらから

※東京カレンダーは毎月21日頃の発売です。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

この記事へのコメント

Pencilコメントする

コメントはまだありません。

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo