虎ノ門の路地を歩いていると、ふと目に入る深緑の壁。灯篭。そして、季節の食材が大胆なタッチで描かれた暖簾。
こここそ、食通が最後にたどり着くとまで言われる『と村』だ。
訪れること自体が人生におけるハイライトのひとつになり、一生涯をかけて通い続けたいと思わせてくれる。
この店の魅力に迫った。
食通が辿り着く最終地点。究極の食材と徹底したこだわりで移りゆく季節を感じる
『と村』
『と村』の料理、それは一つの禅問答のようだ。目に見えるものだけにとらわれていたのではその真味はわからない。
料理一つひとつの奥に隠されている料理人の様々な想いや腐心、手間暇を汲み取る慧眼があってこそ、この店での晩餐は生涯忘れ得ぬものとなる。
ご主人の戸村仁男氏は、京都での修業......
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