東京カレンダーが誇る人気コンテンツ「港区おじさん」。そのファンミーティングが先日開催された。
3000人もの応募の中から選ばれたファン600人の2DAYSイベントは大盛況のうちに幕を閉じた。
そんなイベントで飛ぶように出ていたビールがある。港区を熟知した艶やかな大人たちを魅了したそのビールの正体とは?
いま食通に愛される、イタリアの物作り精神が生んだプレミアムビール
乾杯にはビール。日本人には馴染み深い光景だが、これがハレの日のディナーデートともなれば話は別。シャンパンやワインが妥当だろう。ところがいま、そうした艶やかな夜にもビールを選ぶ人が増えている。
大きな理由としては、ビールに多種多様な選択肢が生まれたこと。また、その流れを受けた各レストランが料理に合う最適なセレクトを提案した結果、多くのユーザーに受け入れられたというわけだ。
そんななか、にわかに注目を集めているのが、イタリアンビール「ペローニ ナストロアズーロ」だ。イタリアのビール? そう聞いてイメージが直結しない人も少なくないだろう。
ただ、考えてみてほしい。イタリアといえば、洋服にバッグ、靴のほか、ワインやプロシュートなどの食品もアルティザン(職人)たちが腕を振るう「物作り大国」。
そこにビールがあってもなんら不思議はない。そして、この「ペローニ ナストロアズーロ」もまた、繊細な物作りに基づいた傑作だ。
イタリアのミネラル豊富な水をベースに、驚くほどのキレの良さと爽やかな味わい、そしてほのかに柑橘系の香りが感じられるラガーだ。
特筆すべきは、副原料に「ノストラーノ」と呼ばれる、「ペローニ ナストロアズーロ」の醸造の為だけに栽培されているトウモロコシを用いている点。
醸造の過程で3度も投入されるホップと相まって、特有の均整なアロマが生まれている。まさにイタリアらしい繊細な物作りの賜物だ。さらに、ビールも大好きなイタリア人に長く愛されている点も信頼に値する。
日本語で「青いリボン」を意味するナストロアズーロとは、イタリアの客船オーシャンライナーレックスが大西洋横断レースで獲得した最速賞(ブルーリボン賞)から着想を得て名付けられた、イタリアの誇りの象徴。
「ドルチェ・ヴィータ」のもとで戦後イタリアが輝いた1960年代に誕生した「ペローニ ナストロアズーロ」は、イタリアを代表するビールといっていい。
現在、この魅力の虜となり、ドラフトを提供する名店が、日本でも増加中。貴方も「ペローニ ナストロアズーロ」を片手に、大人のディナーを満喫してみては?