手配師ルナの事件簿 Vol.3

「すごく可愛い子、連れてきます♡」という発言に見え隠れる、女たちの狡猾な罠

地球上に男と女がいる限り、事件は起きる。

それはLINE上やデートのときだけでなく、男女の出会いの場である“お食事会”でも多発しているのだ。

五十嵐ルナ、35歳。

彼女は数々の食事会をセッティングし、男女の縁をつなぎ、夜の社交界での人脈形成も怠らない。

食事会の“手配師”として名を馳せている人物だ。

前回は、他己紹介で女を蹴落とす事件や、1グループ内で複数同時に連絡する男に遭遇した。

そんな彼女が、今週目撃した食事会での事件とは・・・?


ルナは先日開催された食事会を振り返りながら、大きくため息をついた。

愛犬・ジョンの散歩のために代々木公園を歩きながら、ルナは一人で考える。何でこんなことになってしまったのだろうか、と。

そもそもことの発端は、今回招集をかけた時に絵美里が発した一言だった。

「ルナさん、私の友達で“すごく可愛い子”がいるので、連れて行ってもいいですか?性格も良いし、気遣いもできるから男性陣も喜ぶと思うので」

そう言われて、断る理由はない。

しかし、ルナは絵美里のこの“可愛い”発言を聞いたときから、何となく嫌な予感はしていた。


—女は、本気で自分より可愛いと思っている子を連れていくのか?


今回食事会に参加したのは、田中絵美里(28歳)と春日井希美子(27歳)、そして健康食品グループ会社の経営者である中居慎太郎(33歳)だった。

果たして、女の可愛いは嘘か誠か、どちらだったのだろうか・・・?

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