2018.04.17
手配師ルナの事件簿 Vol.1地球上に男と女がいる限り、事件は起きる。
それはLINE上やデートのときだけでなく、男女の出会いの場である“お食事会”でも多発しているのだ。
五十嵐ルナ、35歳。
彼女は数々の食事会をセッティングし、男女の縁をつなぎ、夜の社交界での人脈形成も怠らない。
食事会の“手配師”として名を馳せている人物だ。
そんな彼女が、今週目撃した食事会での事件とは・・・?
事件ファイルNo.1 女同士の蹴落としあい
「それでは...かんぱ〜い!」
男女6名の声が『Cast78』の店内に響き渡る。
—シャトー・マルゴー1985年...
ルナが生まれた年より3歳若い1985年は、グレートヴィンテージである。“高貴なるボルドーの女王”が放つ、丸みがありながらもシルクのような滑らかさを、噛み締めるようにゆっくりと味わった。
今日の食事会のメンツは、30歳前後のIT起業家の男性たちと、26~28歳くらいの女性たちである。
“手配師”として今日の仕事ぶりは大丈夫かしら、と談笑する男女6名の顔を交互に見つめた。
元々、ルナは某自動車メーカーの社長秘書をしながら食事会に参加する立場だった。
長い黒髪に、色白で日本人離れした茶色い目。その神秘的な見た目と名前の“ルナ”が見事に調和しており、港区界隈で知らぬ人はいない美女として、いつの間にか名を馳せることになったのだ。
しかし結婚を機に食事会への”参加”は卒業し、今はこうして人脈形成の傍ら、男女の出会いのチャンスを”手配”する側になっているのである。
プライベートでは、愛する旦那と愛犬のゴールデンレトリバー・ジョンと、代々木神園にあるグロブナープレイスで幸せに暮らしていた。
「じゃあ早速だけど、自己紹介しようよ!」
男女それぞれの中心人物である健太と美緒が、何やら盛り上がっている。
しかし、ルナは知っている。
一見楽しそうなこの食事会で、既に事件が起きていることを。
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