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  • 「六本木ヒルズ」に現れた静謐な空間。日本最高峰の和食を身近に感じられる茶寮が誕生

    今年、開業15年を迎えた「六本木ヒルズ」が、新たに進化している。ファッションやカルチャーの〝最先端〞が集うこの場所で、いま注目すべきはグルメに他ならない。

    変わりゆく「六本木ヒルズ」のいまを体感してみてはいかがだろう。


    「六本木ヒルズ」から最先端の日本料理を発信
    『茶寮 宮坂』

    「六本木ヒルズ」が、いま大きく変わりつつある。トレンドの中心的存在であり、東京のアイコンとして注目を集めてきた「六本木ヒルズ」の進化を語るうえで外せないのが、けやき坂にオープンしたレストランだ。

    今回新たにオープンしたのは、中華の『わさ』系列の2店や、盤石の『うかい亭』など、都内でも予約困難店として知られるお店ばかり。

    それだけにニュース性は抜群で、早くも食通たちの間で話題となっている。

    暗闇にひっそりと浮かぶ扉は、異彩を放っている

    昼は観光客で賑わうけやき坂は、夜になると、しっとりと艶めかしい空気感に包まれ、気分が自ずと高揚する。

    ロマンティックな導線を楽しむためには「六本木ヒルズ」からレジデンス側の道へと抜けていこう。夜風に肌をくすぐられながら歩を進めると、宵闇にとけこむように一枚の木製の扉が出現する。

    この店こそ、昨年末にオープンし、大きな話題を集めている『茶寮 宮坂』だ。

    店内は黒漆喰の壁が特徴的。日本文化を想起させるテクスチャーだ

    扉を開けた瞬間から、非日常の世界へと。19世紀後半のアール・ヌーヴォー期に活躍したドーム兄弟のガラス工芸品など、貴重なアートワークが出迎えてくれる。

    カウンターのある空間に入れば、まず見えるのが、柔らかな灯りに包まれたテーブル席。会食にも適した美空間が広がる。

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