佐々木希が表紙撮影後に実際に訪問!浅草どころか都内随一のおでんを堪能しよう!

郷に入れば、郷に従え。浅草に来たなら、ほかでは決して味わえない、とことん浅草らしいグルメを楽しむべき。

今回ご紹介するのは「おでん」。千束で100年続く名店が、現在は浅草の仮店舗で営業中。

「とにかく、出汁がうまい!」と評判のこちらのおでんは、あの佐々木希も絶賛したという代物!

浅草を訪れる際にはぜひ堪能したい!


身体に染み入る、出汁と燗酒四角く、大きなおでん鍋は心も身体も〝あったかく〞する
『浅草おでん 大多福 大川橋店』

セピア色に輝く高貴な出汁は淡く繊細な分、飲めば、身体の隅々まで行き渡り、じんわり心まで温める。出自が関西であることを静かに伝える、優しい出汁。

「もともとは大阪・法善寺の本店から分かれた、いわば浅草支店でした」と五代目の船大工 栄氏。

大阪は戦後すぐ閉店したが、『大多福』は大正4年、浅草・千束に店を構えて以来、100年超。ビル3階にあり、大川橋店を名乗る今は仮住まい。千束の一軒家は改装中で、来年秋の竣工を目指している。

「ご贔屓の中には〝俺は千束の大多福でしか食べない〞って、こららには近づかない方もいる(笑)」

それも愛の形。吉原に近く、舌の肥えた旦那衆で賑わった千束で鍛えられたから『大多福』はこれまで続いたのだ。

大根、たこ足、海老ばくだん、昆布。おでんは¥110~¥530。日本酒一合¥600~

浅草が育てたこのおでんは、ほかの街では食べられない、地元の誇り。心意気を受け継ぐ常連が通う理由もここにある。そのプライドを、同じように味わう自分が少し誇らしい。

どのタネも、ひとつひとつ丁寧に仕込んでからおでん鍋の中に並べ、さらに静かに煮ていく。定番の大根から“つみ入れ”などの練り物、変わり種の茎ワカメ、東京ならではのちくわぶに至るまで、常時35種以上はそろう。

「今日は良いイワシが入りましたので、〝つみ入れ〞も最高のものができました」と笑顔の五代目。箸で持ち上げることも容易でない、それは浮き雲のようにフワフワ。

しかし、食べれば旨みはグッと強く、上品な脂のコクも感じられる。

牛すじ煮込み¥1,000。刺身や鮪ぬた、鳥の竜田揚げなど、一品料理も充実

「駅に近いからでしょうか。ここでは女性のお客様が全体の4割に」

サクッと来て、気軽にノスタルジック気分が味わえるから、今ドキ女子にもきっとささるのだろう。

「いつもと違って、何か楽しい!」

デートで使える切り札が増えた。

品書きなど、調度品には歴史を感じさせるものも多数。ちなみに、仮住まいの店内だが、座敷からは東京スカイツリーが望める

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