デートの答えあわせ【Q】 Vol.11

料理大好き、気配り完璧♡男心のツボは押さえても、次に繋がらないのはナゼ?デートの答えあわせ【Q】

Q1:料理上手”をアピールして、家庭的なところを見せる


デートの日程はすぐに決まり、私たちは出会った翌週末に食事へ行くことになった。

彼が予約してくれたのは、新橋から麻布十番へと移転した『Sublime(スブリム)』だった。

“次世代レストラン”として注目されているお店だ。健太郎君は、店選びのセンスまで良かった。


「麻布十番に移転してから、初めて来ました。さすが、素敵なお店を知っていますね♡」

「そんなことないよ。由紀ちゃんに喜んでもらえるよう、必死にお店を探しました。」

照れ笑いをする健太郎さんを見て、私は益々胸が高鳴る。久しぶりに“この人と付き合いたい”と心から思った。

そこから段々と緊張もほぐれ、私たちはしばらくデートを楽しんだ。

「俺、姉が二人いて...姉たちの実態を知っているせいか、怖い女性って苦手なんだよね。」

食事の中盤あたりで、健太郎君のお姉さん達の話になる。美人なのに家では我儘で、 “モテる男になれ”と小さい頃からしごかれていたと言う。

「そうなんだぁ!私、一人っ子だから羨ましい。でもそんな美人なお姉様達に囲まれているなら、健太郎君は女性を見る目が厳しそうだね(笑)」

「全然厳しくないよ!今まで付き合ってきた子は姉達とはタイプが正反対。どちらかというと清楚で、派手ではない子を好きになって来たかも。」

健太郎君の一言一言を、頭の中でメモを取る。

—派手より清楚なタイプが好きなのか...

慌てて今日の自分のファッションを見つめ直す。膝下丈の黒いスカートに、袖にファー付きの白いトップス。露出も多くないし、“可愛い系”だ。

何よりデート中、ずっと楽しそうに話し続ける健太郎君を見て、今日の私は合格だったのだろう、と確信する。

「あと、姉達が全く料理ができなくてさ...由紀ちゃんは、料理とかするの?」

この質問をされた途端、私は“キタァ〜!!”と心の中で叫んだ。

料理は、たまにする。

1ヶ月に一度くらい料理をした際には、“趣味は料理です♡”という勢いで、Instagramに載せているのだ。

そしてこんな時のために、私は作った料理を写真に収めていた。携帯の中から写りの良い物を選び、健太郎君に見せる。

「さすがに毎日は忙しくてできないけど...時間がある時は、極力自分で作るようにしてるの。」

「へぇ〜そうなんだ!由紀ちゃん料理もできるなんて凄いね。」

“これは何?”などと興味を示しながら写真に食いつく健太郎君を見て、この恋が上手くいく気しかしなかった。

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