大人の恵比寿使いならここ!シックなデートにぴったりのカウンター和食4選

時期的に大勢での飲み会が増えるこれからの季節。せっかくのデートなのに、店も騒がしくなりがち。

便利な恵比寿で、あくまでも騒がしくなく、しっぽりできる店は知っておきたいものだ。

大人の余裕を感じさせ、2人の密着度が増す“距離詰めカウンター”で攻めるべし!

夜に浮かび上がる真っ白な外観が印象的だ。看板は小さめで、一見しただけでは和食とは思えない雰囲気

料理と器のおもてなし『日本料理四四A2』

銀杏の一枚板のカウンターは、思い切りがよすぎるほどの冴えざえとした佇まいを見せる。まな板さえもカウンターにすっぽりとはめ込まれ〝何もない美学〞という言葉が頭にポツンと浮かぶ。

だが、さにあらず。遊び心と見る目の確かさで選んだ器たちが、料理と共に並ぶと、そこで初めて世界は動き出すのだ。

秋の豊富な食材を少しずつ味わう「八寸」。(写真は夜のコースの一例) ※時期などによってメニューの変動あり

料理はひとつひとつが明快でありながらアイデアの宝庫。

できたての温度や香りのピークを味わってもらおうと、会話のタイミングに目を配り、提供する瞬間を逃さない。そのために、予約は目が届く人数のみ。

「先付」は栗の白和え。薄紅色のいちじくのゼリーをかけて。(写真は夜のコースの一例)

時にハッとさせられ、五感をかきたてられる起伏ある展開で、食べ手をその世界に引き込んでいく。

「霧島牛のしゃぶしゃぶ」。あさり出汁で炊いた様々な茸をすり流し風に、白トリュフをどっさりと。(写真は夜のコースの一例)

無垢の椅子や真鍮のランプシェードがモダンな印象を添える

※こちらの店舗は、現在閉店しております。

「居酒屋」と自称しているとは思えないスタイリッシュな店内

カジュアルに鮨デートができるカウンター『あげまき』

恵比寿駅から徒歩6分。駅前の賑やかさが少し落ち着いたこのエリアには隠れた名店が多く、恵比寿好きが足しげく通う。

そんな場所で人気を博しているのが『あげまき』だ。1階は蔵をイメージした和テイストで、カジュアルデートに使えるカウンターも用意。

地下は少し灯りを落としたシックな雰囲気で、接待にも利用可能だ。

「握り特選十二貫盛り」は、大トロからウニ・イクラまで入って2,800円という破格

まず注目したいのは、一流料理店出身の料理長が握る、握り寿司。 握りネタは単品でも刺身でもオーダー可能、お好みを注文できる。

でも彼女の話に集中しながらお得に楽しみたいなら「握り特選十二貫盛り」もいいだろう。

いくら、うにも入ってこの価格!

中トロ・大トロはもちろん、マグロ赤身・平目・石鯛・コハダ・鯵・あおり烏賊・ホタテ・甘海老に、ウニ・イクラまで入った12貫でお値段なんと、2,800円!

雲丹やイクラまで食べられて3,000円でおつりが来るというのだから驚きのコストパフォーマンスだ。

トリュフやウニ、フォアグラなどの高級食材を使ったいなり寿司は全5種類

三田黒沢商店の古来種大豆で作るお揚げを使った、5種類の創作いなり寿司も人気。

大きな角煮がごろっと入った「イワカムツカリの角煮いなり」、トリュフの風味がたまらない「トリュフと雲丹いなり」、和牛に卵黄を絡めて頂く「和牛すき焼き風いなり」、たっぷりの豚肉が乗った食べ応えある「豚しゃぶいなり」。

そして豪華食材がコラボした「雲丹と炙りフォアグラのいなり寿司」はまさに、贅沢の極み!

洋の食材を上手く取り入れたいなり寿司はどんな酒にも合わせやく、フォトジェニックな見た目で女性にも大人気の逸品だ。

白身や貝などには醤油ではなく、自家製の「煎り酒」でいただく

米には赤酢を使用し、白身や貝などには醤油ではなく、自家製の「煎り酒」で食べるのがこの店のスタイル。

煎り酒とは、日本酒に梅干しと昆布、鰹節を入れて煮切った、室町末期から伝わる調味料。ほんのり梅の風味が感じられるが、たっぷりつけても強すぎず、魚の味をより引き立ててくれる。

銀座の星付き店や築地の老舗寿司店もいいけれど、カジュアルに楽しむ寿司デートなら会話も弾むこと間違いなし。

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