渋谷駅から246を越えるだけ!定番に飽きた大人は「バリ島」完コピのレストランへ渡航せよ!

※こちらの店舗は、現在閉店しております。

フレンチ、イタリアン、鮨、焼肉。日々、仕事に勤しむ大人のご馳走となると、そんなものばかりが挙げられる。もちろん、美味しいのだがどうも食傷気味、なんてこともあるはずだ。

そんな大人が新鮮なグルメを求め向かうべきは渋谷だ。しかも246の向こう側。異国情緒漂う店が軒を連ねる「桜丘町」だ。

国道246にまたがる陸橋のせいか、心理的に遠く感じる「桜丘町」。でも実はここがかなり使えるのだ。そう、センター街は若すぎるし、奥渋谷は駅から遠い。西口徒歩1分となるこのエリアならば、仕事帰りに仲間とサクッと寄れるのがいい。

そのうえ、訪れてみればわかるのだが、国際色豊かなエスニック料理店が大集結。定番ジャンルの料理に食べ飽きた、大人が集まっているのだ。そんな桜ヶ丘町の中でも、一際人気を集める老舗のインドネシア料理店がある。


「桜丘町」の坂の先には、優雅な時間が流れるバリがある
『アユンテラス』

食の激戦区といわれる渋谷にて、21年もの長きにわたり、オリジナルのインドネシア料理で暖簾を守り続ける『アユンテラス』。

桜丘町のシンボルである桜並木の坂道「さくら通り」の突き当たり、インフォスタワーの裏手にあたる路地に佇み、オリエンタルな空気を漂わせている。

調度品は、すべてバリから仕入れた「本物」。店内に入ってすぐに目に付く鳥の彫刻に、思わず女子も「かわいい!」と声をあげるはず


入店してまず驚かされるのが、本格的なインテリア。入り口の扉から、テーブルや椅子、そして内装の飾りに至るまで、調度品のすべてをバリから取り寄せており、まるでバリのリゾートホテルへ来たかのような独特の異国ムードを漂わせているのだ。

明るいインドネシア人スタッフのヘンドラさん。現地語のテリマカシー(=ありがとう)をレッスンして場を盛り上げる


そして「ビンタンビール」や「サテ」や「ミーゴレン」などバリを代表する飲み物や料理がテーブルを埋め尽くす。

東西に長いゆえに地域ごとに特徴のあるインドネシア料理。これをオーナーシェフが、日本人の舌に合うように微調整を重ねることで現在の味にたどり着いた。同じ島国ゆえか、この味が日本でもヒット。

それだけでなく在日インドネシア人、東南アジア人にも支持されることに。メニュー数も多く、大人数でわいわいとシェアしたくなる内容だ。渋谷の隠れた国際タウン「桜丘町」グルメの筆頭に、ぜひこの老舗を推奨したい。

「野菜たっぷり、甘辛焼きそば」¥1,100は、いわゆるミーゴレン。自家製のケチャップ マニス(=甘醤油)で、小松菜や唐辛子などたっぷり野菜と炒める。甘辛さのなかに感じるコクが後を引く旨さ。

「エビのココナッツクリーム煮」¥1,650は、トマトソースの酸味、ココナッツミルクの甘み、エビのプリプリ感が渾然一体に。インドネシアの辛味調味料サンバルのピリッと感がアクセントに。女性にも人気という。

「ミックスのサテ(6本)」¥1,490は、チキン串2本、マトン串2本、ビーフ串2本のセット。ピーナツソースないしは甘辛醤油をつけて食す。いわばインドネシア風の焼き鳥だ。

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