しゃぶしゃぶの旨さはタレで決まる!日本一の胡麻だれの名店『ざくろ』を徹底解剖!

上質な牛肉を出汁にくぐらせて、濃厚な胡麻だれとともに堪能……。これからの時期、たまらない美味しさだ!

この、「しゃぶしゃぶを胡麻だれで」という組み合わせを広めたのが、しゃぶしゃぶの名店『ざくろ』なのである。

今回は『ざくろ銀座店』で、こだわりぬいた秘伝の胡麻だれの美味しさの訳に迫った!

「黒毛和牛 しゃぶしゃぶ定食(吉)A3等級」(1人前7,500円・税別)。※お通し、トマトサラダ、麺、アイスクリーム付

東京のしゃぶしゃぶの歴史を牽引
「しゃぶしゃぶ」の名付け親とは?

昭和30年創業の『ざくろ』は、言わずと知れたしゃぶしゃぶの名店。しゃぶしゃぶがまだ、「牛肉の水炊き」と呼ばれ、東京では馴染みが薄かった時代に、いち早く東京で提供を開始したのがここ『ざくろ』なのだ。

この「しゃぶしゃぶ」というネーミングは、ミヤコ蝶々さんが名付けたものという説もあるとか。湯のなかで薄切りの牛肉が揺れる様を率直に表現した「しゃぶしゃぶ」というキャッチーな名は、その美味しさとともに各地に広まっていったのだろう。

たっぷりとたれにつけて召し上がれ!

秘伝の胡麻だれが絶品すぎる
熟成で生み出す極上の旨み

それまではポン酢で食べるのが一般的だった東京に「胡麻だれで食べるしゃぶしゃぶ」という文化を根付かせたのも同店の功績。そんな「しゃぶしゃぶ」の歴史を作り上げてきた『ざくろ』は、胡麻だれへのこだわりも強い。

練り胡麻や豆板醤、醤油、魚醤、えび味噌などの香辛料を混ぜ、瓶で寝かせて完成する秘伝の胡麻だれは、コク深く、まろやか。

そのまま食べても美味しい胡麻だれをさらにパワーアップさせる七つ道具

提供間際にもひと工夫!
美味しさのポイントを伝授

このタレを食べたくて『ざくろ』に通っているという常連もいるほど、人を虜にする味わいの胡麻だれ。

お客様への提供時にも、美味しさをさらにアップさせる工夫が施される。

1、お好みで辛子オイルと、ニンニクを投入。一度蒸してペーストにされているためマイルドでにおいも少ないそう。

2、その後、よく混ぜ合わせる。ニンニクは抜くことも可能だが、ぜひ入れて味わってみて欲しい。

3、万能葱をスプーンで2杯入れて完成!食べ進めるうちにお代わりも可能。

4、常連のなかには、胡麻だれとポン酢を混ぜたり、通っているからこそ知る通な楽しみ方もあるのだとか。

5、実食!しゃぶしゃぶ肉によくからむ、濃厚な胡麻だれだ!

しゃぶしゃぶというよりも、この胡麻だれを楽しみに足を運ぶお客が多いそう。

そのことも、「ざくろ」にとっては、伝統の味への誇りのひとつだという。

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