2017.10.20
冬のような寒さが続いている10月の東京。こんな時、どうしても恋しくなってしまうのが「鍋」だろう。
この国に鍋料理は数あれど、今回紹介するのは一風変わった至極の一品。中目黒にある完全予約制の和食店『吉次蟹蔵』が饗する「毛ガニ大根鍋」だ。
中でもこの秋登場した、3種の唐辛子を効かせた“旨辛”系の「毛ガニ大根鍋(赤)」は、濃厚な旨味と刺激で、芯から体が温まる絶品。
ビジュアルから食欲をそそられる、これからの季節にぴったりの贅沢鍋。ぜひお店でアツアツをご堪能あれ!
看板なし、完全予約制!
外界をシャットアウトした空間で珠玉の鍋に舌鼓
毛ガニ、吉次(キンキ※)、そして豊富な国産ワインが自慢の『吉次蟹蔵』は、中目黒のマンションの一室にひっそり佇む、完全予約制のお店。
メイン食材は、雄大なオホーツク海を望む流氷の街・北海道は紋別から直送され、「キンキときのこのしゃぶしゃぶ」と「毛ガニ大根鍋」が、お店の二枚看板となっている。
※魚のキンキを、宮城県などでは吉次(キチジ)と呼ぶ
2015年のオープン以来予約の絶えない同店で、ファンから根強く愛されているのが「毛ガニ大根鍋(白)」。
新鮮な毛ガニを丸ごと一杯使用し、優しい甘みが特徴的な「ちくま」の白味噌と、濃厚なバターが織りなすクリーミーな濃厚スープが特徴。
火が通るにつれ、毛ガニの旨味が染み込んでいく大根も格別。シメは、ぷりぷりのイクラをたっぷりのせた雑炊でフィニッシュ!という、何とも贅沢な一品だ。
自慢の蟹鍋に、極上旨辛の「赤」が新登場
そしてこの秋、新たにお目見えしたのが「毛ガニ大根鍋」の「赤」。
昆布出汁をベースに、3種の唐辛子(一味唐辛子、唐辛子、韓国唐辛子)をたっぷりと使用。
さらにニンニクと生姜で香りを存分に引き立たせたスープは、まさに珠玉の味わいだ。
また煮込むほどに、毛ガニの出汁と芳醇な蟹みそが溶け出し、スープにより一層のコクが生まれるという。
ペアリングには、日本中から選りすぐったワインや、蟹料理のために醸造された福井県の日本酒「蟹至福」がオススメ。
そして最後は……濃厚なスープを一滴残さず堪能できる、雑炊or麺でシメるべし。
見た目を裏切らない刺激と濃厚な旨味で、最後の一口まで満足できる究極の蟹鍋。気になった貴方は、いざ予約TELだ!
実は大根にこだわりあり。鍋を引き立てる名脇役!
圧倒的存在感の毛ガニの前には、どうしても地味な印象の大根。
しかし、分厚くカットされ、あらかじめ唐辛子で下茹でされた大根は、程よい辛味を含みつつスープがしっかり染み込むよう工夫されている。
仕込みに半日以上をかけているというこの大根も、大いに楽しみにしていただきたい名脇役だ。
至福の鍋を“コースのメイン”で堪能!
全8品を提供する『吉次蟹蔵』のコースメニュー。
蟹味噌が隠し味の特製「バーニャカウダー」や、磯の香りが際立つよう味付けは一切しない「大アサリのあおさ焼き」。
さらに蟹の肝と爽やかな酢橘でいただく「キンキの昆布〆」など、舌が唸る逸品で展開。
コースのメインとなる鍋は、「毛ガニ大根鍋(赤・白)」、「吉次のしゃぶしゃぶ鍋」からセレクトしよう。
国産ワインは常時20種以上ラインナップ。魚介にぴったりの日本酒も
自慢の料理にぴったりのワインは、「北海道ワインケルナー」、山梨の「奥野田ハナミズキブラン」、大阪の「カタシモ河内ワイン」など日本全国のワイナリーから厳選。
また先述の「蟹至福」をはじめ、新鮮な魚介を使った料理には外せない日本酒の数々も豊富に揃う。
お酒と料理、互いを引き立てあう最高のペアリングを、ぜひ見つけてみて!
■商品概要
選べる“至福の蟹鍋” 13,000円(税抜)※一台で2〜4名様分
・毛ガニ大根鍋(赤)
・毛ガニ大根鍋(白)
コース
・活毛ガニ大根コース ※人数により価格が異なります。(「毛ガニ大根鍋」一台 13,000円+コース7品一人前 2,500円(税抜))
・吉次しゃぶしゃぶ鍋コース 4,500円(税抜)
■店舗概要
店名:吉次蟹蔵(キチジカニゾウ)
住所:目黒区上目黒3-9-5 プラージュ目黒 3F 303号室
営業時間:17:00~25:00(L.O.24:00)
※20時以降、鍋単品やアラカルトのご注文も承っています。
定休日:月曜
電話番号:03-3712-5211
席数:32席※個室あり(4名様×2部屋)
※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。
この記事で紹介したお店
吉次蟹蔵
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