銀座を遊びつくせ! Vol.16

こんな行きつけが銀座にあるのが真の大人!「銀座の中の銀座」といわれる8丁目グルメ10選

ごまかしのない、しみじみとした気持ち休まる味が魅力

季節の移ろいを表現した身体に染み入る優しい味『みな美』

この店を知っているだけで、ちょっとした優越感を味わえる。銀座8丁目のビル2Fにある『みな美』だ。手間暇、時間と愛情をかけて作る女将の家庭料理が自慢の店。

素材の持ち味を生かした煮魚やおひたし、ジューシーな牡蠣フライに締めの和風オムライスまで。派手ではないが、ごまかしのない家庭料理は郷愁そそられる味わい。

あんまり疲れた顔で愚痴っていると女将にピシッと活を入れられるような、そんな人柄も人気で、常連客が足を運ぶ店だ。

アジフライは4枚で1人前。小アジを軽やかに揚げてあるので、ひとりで何枚も食べる人がザラ。散々食べて飲んだ後、このフライとビールで〆、という強者もいるとか。秘密の下ごしらえを施すことで、アジの旨みをぎゅっと凝縮しつつ、サクッとした仕上がりに

ここを知らなきゃモグリ?な名店『お食事処 きく』

年季の入った雑居ビルの2階。あらかじめ存在を知らなければ少々見つけづらいロケーションだが、それだけに、毎夜銀座に通じた紳士淑女で賑わう。店主の松井邦夫氏は、昭和52年に銀座で自身の店を構え、55年から現在の場所へ。

マグロ、あわび、毛ガニなど上質な鮮魚料理のほか、メニューには肉じゃが、卵焼きといった家庭の食卓に並ぶような品もあるが、職人のひと仕事が施されたその味は、違いが歴然。長年、ナイトシーンで名を轟かす所以だ。

慢性的な野菜不足を自覚している人間がオーダーしやすい料理。それが、ポテトサラダや胡麻和えといった小鉢だろう。しゃっきりしたほうれん草に香りの良い胡麻衣、ポテサラはほくほくまろやか、と感涙もの

松井氏と奥様、息子さん、娘さんと、家族を中心に店を切り盛り。朗らかで家庭的な雰囲気も店の味わいだ。品書きもあるが、慣れたゲストは食べたいものを伝えて¥8,000~¥10,000の予算で食事をするのが流儀だそう

メニューはコース主体。9:00PM以降はアラカルトでの注文も可能となる。ワインはフランス産中心。グラス¥1,000~、ボトル¥7,000~

洋食の聖地、銀座に21世紀のハイカラ来たる『玉木』

何も知らず「フランス料理」を食べに行くというだけの頭で『玉木』を訪れ、メニューを見ると意外に思うかもしれない。

フランス料理のメニューももちろんあるが、その多くは日本で普段聞き慣れた料理ばかりだ。なかでもおすすめは「神戸牛のメンチカツ」。

神戸牛のもつ脂の甘みを、衣で包み閉じ込めたメンチカツは箸でスッと割れるほど柔らかくジューシー。一瞬で口から消えていったと思うと、後から肉の旨みがじんわりと押し寄せてくる。

他にも、「日本の食材を可能な限り手を加えずに美味しく仕上げる」というテーマの逸品ばかり。銀座で大人の階段を上るなら、覚えておきたい名店である。

左.前菜3点盛。鴨のロースト 花豆添え、鱚のマリネ バジル風味、帆立貝のポワレ。ひとつひとつが丁寧で、実に行き届いた味
右.野菜のエチュベ。素材に寄り添うような柔らかな酸味。

左.あさりのナージュ 山椒の香り。貝の旨みに実山椒の佃煮でピリッと和の辛みを効かせている
右.神戸牛100%のメンチカツ。メインは神戸牛の炭火焼や魚料理などから選ぶ。希望すればご飯も

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