東洋経済:『最強の働き方』『一流の育て方』 Vol.30

ランチの過ごし方でバレる「一生うだつが上がらない人」の3大特徴

これまで、二流に転落したランチタイムの過ごし方について、口を酸っぱくして忠告してきた。それでは、一流のランチタイムの過ごし方とは、いったいどのようなものなのだろうか?

「一流のランチタイム」3つのポイント

これまで述べてきた3条件に加え、一流のランチタイムの過ごし方とは、以下の要件を満たしている必要がある。

【1】一流の人ほど「健康志向」

私が共に働く世界中のグローバル・エリートたちは、ランチタイムを「自らをさらに健康にする戦略的時間」と位置付けている。

食べるのはもちろん、冒頭で申し上げたアボカドサラダだ。トッピングで1ドル多くかかろうが、アボカドを大量に消費して体の抗酸化ケアに余念がない。

また、炭水化物は極力カットして、ブクブク太ることを避けるのみならず、食後にぐっすりすやすや、眠りこけることもない。

さらに、30分くらい散歩して運動量を確保したりジムのプールに行ったりと、とにかく食べるにせよ、カロリー消費するにせよ、ランチタイムを挟んでずいぶん健康に生まれ変わって、はつらつと働いてくれるのである。

【2】ランチタイムにも「主体性」を発揮する

そもそも一流の人は、「ランチタイムはこう過ごさなければならない」などという記事の内容など気にしない。

お腹が減ったらご飯を食べたらいいし、別に疲れていなくて仕事がのってきたら、仕事を続けたらいい。仕事に根を詰めて疲れているなら、オンラインゲームでも漫画でも楽しんで、自由に休めばいいのである。

会社の人がつるんで皆でランチを食べに行っていても、自分にもっと優先順位の高いことがあれば、自分でその過ごし方を決めればいいのだ。

一流のランチタイムの過ごし方とは、とりもなおさず、周囲の雑音に惑わされず、自分にとって優先順位の高いことを主体的に行えるかどうかにかかっているのである。

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