史子の心理学 Vol.4

遊んでいる男性を見分ける、たった1つの質問

遊んでいる男性は、この質問で見分けよ!


「それなら、いい方法があるわ」

コホンとせきをして、史子は姿勢を正す。

「“私、恋愛に真面目に見える?それとも慣れていそうに見える?”って彼らに聞いてみるの」

「ん?私のことを相手に聞くの??」

双葉が腑に落ちない、という顔で史子を見ると、そこがポイントなのよ、と史子はニヤリとする。

「人間ってね、相手の気持ちがよく分からないときには、自分の言動を相手に“投影”して、相手の気持ちを予想するの」

「投影?」

眉間にしわを寄せて、双葉は可愛らしく首をかしげる。

「例えば、夜に職場の同僚何人かで飲んでいて、遅い時間になったとき。後輩が腕時計をチラっと見たら、双葉はどうする?」

「時間大丈夫?って聞くかなあ」

「なんで?」

「うーん、私が腕時計を見るときは、“そろそろ帰りたいな…”っていう無言の意思表示だから、後輩もそうかなって」

それが投影なのよ、と史子はひとさし指を立てる。

「もし、終電を越してでも飲みたいっていうタイプの人なら、時計を見る行動は“まだまだイケるって確認したんだろうな”って思うかもしれないわよ」

つまり、と史子は続ける。

「相手の気持ちが分からないとき、人は無意識に“自分がこの行動をするときは、こう思っているな”っていう予想をするの。この予想は、自分の気持ちを映す鏡なのよ」

なるほどね!と双葉は目を輝かせた。

「相手の男性に“私はどう見える?”って質問をすれば、相手は自分の心や行動にそって、私のことを予想してくれるんだね。だから、相手の傾向が分かるんだ」

「そうそう、さすが我が妹。飲みこみが早いわ」

史子は満足そうに続ける。

「誠実な人はきっと双葉を“真面目”って判断するし、遊んでいる人は“慣れていそう”って答える可能性が高いわ。それで見極めてみると、いいわよ」

「さすがお姉ちゃん!来週2人とデートがあるから、早速聞いてみるね」

ただし1つ注意点があるわ、と史子は釘を刺す。

「この質問は、まだ性格があまり知られていない場合か、双葉みたいにいつもふわふわしたタイプじゃないと、効き目ないわよ。相手はこちらの考えていることが分からない、という状態が前提なの」

だから、最初の出会いで聞いてみるのが本当は1番効果的なのよ、と史子はつけ足した。

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