一人あたり¥5,000の予算と言われたら焼鳥がイイ! 安くて、美味い最新焼鳥店7選

皮は水分をしっかり落としてカリッと。直火と網を使い、火入れを調整しながら絶妙な食感に焼き上げていく

名店仕込みの串打ちが、地鶏の旨みを引き上げる
『焼鳥 今井』

外苑前

『今井』の焼鳥は、肉を噛んだ瞬間の歯触りにまず驚く。繊維が一定でスッと噛み切れ、噛むほどに旨みがじんわりと口に広がりその余韻が続く。この食感に仕上げる秘訣は、串打ちにあった。

今井氏の串打ちのルーツは修業元の名店『バードランド』にあり、“鶏肉にストレスを与えない”ことを徹底している。例えば、地鶏は整形して焼くと肉が元に戻ろうと反発して身が縮み、食感が損なわれる。その考えに基づき、奥久慈軍鶏を扱う同店では肉を整形せず、部位の元の位置・形に戻して串を打つ。

右・中がソリ。左のレバーは、全体を均一に火入れしてバルサミコ醤油でいただく

串の角度は身と並行に、押し引きしながら徐々に串を通していく。こうした繊細な仕込みがあってこそ、炭火に乗せたときに地鶏の食感と旨みを十二分に引き出せるという。

ひと口めは塩をガツンと利かせ、少しずつフェードアウトしていくひと串の物語もお見事。串ごとほお張り、その哲学に浸りたい。

ももの希少部位・ソリレス。ぷっくりと盛り上がった元の形に戻すように、少しつまみながら串を打つ

塩をふった皮目を下にして、舌で塩味を感じながら歯ごたえと濃い味わいを堪能する

ももは鉄串でじっくり焼き上げ、食べやすくカットして提供

焼鳥は店主の今井氏が担当。昨年10月末に千駄木から外苑前へ移転し、店を拡張。コースは¥4,800~、アラカルトも可

内観

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