最新トレンドは“薪焼き”だ!薪の炎で旨味を凝縮した究極ステーキを供する名店4選

百花繚乱の肉ブームの中、新たな肉トレンドが業界を席巻しつつある。昨今、薪の炎で塊肉を焼き上げる新店が急増中なのだ。

魅力は何といっても強い火力。立ち上る炎が表面をカリッとクリスピーに仕上げる。薪が燃えるとき、辺りに漂う、香りもまた格別。

さらに、薪には適度な水分も含まれている。これが蒸気になって肉を包み込んで効果を発揮。中は瑞々しく旨みを残してジューシーに仕上がるというわけだ。

そこで、薪焼きの手法を取り入れながら、早くも個性を競い合うお店を厳選紹介!

見よ、この力強い炎を!これぞ薪焼き、最大の魅力。昨年末オープンしたばかりの『MEAT&BAKERY BURMBO』にはこの炎を間近に望める特等席も用意されている

何とも香ばしく、旨みは力強く。薪焼きが引き出す、美明豚の実力
『MEAT&BAKERY BURMBO』

都立大学

何とも愛らしい店名は薪火の燃える(burn)と、NYブルックリンにあるダンボ(Dumbo)地区を組み合わせた造語。内装は、だから、現地にありそうな趣。「ブルックリンスタイルで味わえる新しいカタチのフレンチ食堂」をコンセプトにしている。件の薪窯は厨房の一角に。

新開発した特製グリラーで、国内で仕入れた楢の木に火をつけ、そこに、やはり国産の藁を投入。燻香までまとわせる。一番のおすすめ肉は茨城県行方市で大切に肥育される美明豚。

脂の融点が低い。薪火ならではの強火で一気に焼き上げ、旨みを閉じ込めた。噛み締める度にウットリする。

「茨城産美明豚(びめいとん)の肩ロース300g」¥2,700。美明豚はおよそ180日をかけ、清潔でストレスフリーな環境で愛情たっぷりに育てられるブランド豚。農林水産大臣賞を12度も受賞した逸品だ

「BURMBOの『ウフ・フ』盛り合わせ」¥1,706 。薪窯で焼いた海老とイカ、ムール貝をたっぷりの生野菜と供すこの店のスペシャリテのひとつ。この日の野菜は、赤キャベツやパプリカのほか、プチヴェール、紅芯大根など。ソースは卵とフロマージュブランを合わせたエスプーマ。フワフワの食感がクセになる

業者と共同で開発し、日本初導入という薪窯。ハンドルで焼き台を上下させながら焼いていく

店内は倉庫をリノベーションしたイメージ。アンティーク家具や古材も随所に

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