私、港区女子になれない Vol.4

私、港区女子になれない:結局男が選ぶのは、港区女子にあって高学歴女にない賢さ

港区女子にあって、高学歴女にない「賢さ」


―まさか、洋輔が香奈と?

マモルの言葉を聞いた後、中目黒の家に戻った後も、涼子の頭は「ピンクのバーキンを持つ女」でいっぱいだった。

そんなはずはない。そう思おうとするほど、香奈かもしれないという思いが大きくなってくる。

結局、明け方まで眠りにつけなかった。

翌朝完全に寝坊してしまい、髪をクリップで留め、パッと目についた服を着て家を出た。

服もメイクも決まっていない日に限って、一番会いたくない人に出会ってしまうのはなぜなのだろう?


「涼子?」

千代田線のホームで乗換の電車を待っていると、ふいに後ろから声をかけられた。振り向くとそこにあったのは、数年ぶりに見る懐かしい顔…。

「洋輔…!」

神様は気まぐれだ。逢いたくて仕方のない時には、決して出会わせてくれなかったのに。

取引先に行くと言って......


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