12月に入り、街角にクリスマスツリーの光が存在感を増し始めた頃。
代官山『タブローズラウンジ』に集まったのは、ウイスキーが似合うと言われる不惑のアラフォーよりも、ぐっと世代の若い東カレ読者男女50名(平均年齢30.25歳)。
連載WEB小説『ウイスキーと美女』の男女の駆け引きが見せるように、ウイスキーは、一筋縄で語れないような奥深い世界観を持つお酒。まだ手が届かないでいる読者も多くいることだろう。
『富士山麓』との特別コラボレーションにより実現した当イベントでは、「ウイスキーの愉しみ方を知れた」「ウイスキーをもっと飲んでみたいと思うようになった」という声があがるほど、甘い樽熟香に酔いしれる一夜となった。
都会の喧騒を離れて……
代官山駅前の通りから地下へ入っていくと、そこには洗練された重厚感のある空間が広がっていた。
シャンパンのウェルカムドリンクで参加者を招き入れ、手元にハイボールが行き渡ったタイミングで乾杯。
チリン、とグラスを重ね合わせた音が会場の空気に伝わる。
「ウイスキーの味って、こんなに違うもの……?」
「富士山麓は、モルトウイスキーとグレーンウイスキーの掛け合わせによって出来ているんです。是非、飲み比べをしてみてください」
フルーティーな香味を持つモルト、甘く芳醇なグレーン、そして富士山麓の3種を口に含み、それぞれの味わいを愉しんでもらう飲み比べブースでは、ウイスキーの持つそれぞれの個性について、説明者と参加者とで話が盛り上がる。
「ブレンドによって、ウイスキーの味わいが変わるなんて知らなかったです」と、参加者の1人は嬉しそうに語る。
富士山麓の愉しみ方も、いろいろ。
そして、富士山麓の樽熟香と奥深い味わいを活かした、5種類の大人のカクテルも、参加者の目と口を喜ばせた。
中でも特に人気だったのは、『富士山麓ととちおとめのマティーニ』。いちごの甘酸っぽさと、まろやかな富士山麓のマリア―ジュは、苦みの強いウイスキーのイメージを消してしまうほど。
ミントの香りとジンジャ―のスパイス、富士山麓のコンビネーションによる、『富士山麓ジンジャ―モヒート』も好評だった。
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