話題のドラマ『東京タラレバ娘』主演・吉高由里子をお姫様級贅沢プランでおもてなし！(2/2)[東京カレンダー

ロングヘアを30cmカット。
新生・吉高由里子が演じるのは？

累計発行部数180万部を超え、「読む前に腹をくくらないと、劇薬のような破壊力にやられる」と言われるのが、人気コミック『東京タラレバ娘』。独身女子の心に突き刺さるセリフの数々と、女性なら誰でも共感してしまうリアルなエピソードが最大の魅力である本作。

そのドラマ化にあたり、主役の売れない脚本家・鎌田倫子（30歳）を演じるのが吉高由里子さんだ。

「私より少し年上の女性の方々から『読んでるよ、ドラマも楽しみにしてる〜』と、言ってもらうことが多いですね。私自身は、お話を頂いて初めて読んだのですが、突き刺さる台詞やストーリーが面白おかしく、ユニークに表現されているのが楽しくて（笑）」

吉高さんがそう語るのも無理はない。なぜなら、作品中には女性たちをハッとさせるセリフであふれているからだ。「私たちって、もう女の子じゃないの？」、「若い頃は平気で捨ててきたものが、今となっては絶対に手に入らないものだったと気づく」、「自分の〝戦闘力〞がいくつなのかが分かれば、もう高望みしなくてすむのかもしれない」などなど。

そもそも、タイトルの『タラレバ娘』自体、「キレイになったら、もっといい男が現れる！」、「好きになれれば、結婚できる」といった具合にタラレバ言いながら女子会ばかりやっているアラサー女子3人の登場人物たちを指しているのだ。

「不倫からなかなか抜け出せない小雪、モデルの本命彼女がいるのに都合のいいときだけ電話をしてくる元彼と縁が切れない香、そして私が演じる売れない脚本家、倫子。3人の中で誰がいちばん自分に近いかといえば、これといってハッキリとしたキーワードがない倫子でしょうか。そういった意味でも、これから演じながら、倫子というキャラクターをつかめたらいいな、と思っています」

そして、登場人物の3人が夜な夜な集い、飲んだくれる〝女子会〞の舞台が、小雪の父が経営する居酒屋だ。やはり吉高さんといえば、お酒が好きなイメージがありますが……。

「（即答で）はい、好きです（笑）。それも、本当に最初から最後までハイボールを飲んでいます。ここ最近、お店のメニューに色んな種類のハイボールが増えてきたのは嬉しいですね」

そんな吉高さんならではの女子会シーンも楽しみだ。でも、人気コミックが原作ゆえに、プレッシャーも相当なものでは？

「やはり原作があるものなので、そこに愛情を持っている人たちがいることは当たり前だと思います。でも、ドラマ化されて初めて『東京タラレバ娘』を知る方、私を通して初めて見るという方もいると思うんです。だから、緊張はしますけど、私らしく演じられたらいいな、と思っています」

そして、最後にこれだけはテレビの前のアラサー女子たちに伝えたい、という思いがあるという。

「言いたいことを、ズバズバ言っていますけど、ネガティブじゃなくてポップに受け止めてほしいな、と。あくまでもコメディなので、傷つかないで〜って。決して誰かを傷つけるために演じているわけではないし、お尻を叩いているわけでもなく、私としては、背中を押してるつもりなので（笑）」

独身アラサー女子の本音と不安が炸裂する
『東京タラレバ娘』

『Kiss』（講談社）にて2014年5月号より連載中の東村アキコ原作の『東京タラレバ娘』が待望のドラマ化。東京でたくましく生きる女子3人が抱える恋の悩み、結婚への不安、仕事の現実をリアルに描く話題作。（日本テレビ系・1月18日より毎週水曜22:00～22:54）

■プロフィール
よしたか・ゆりこ　1988年生まれ。東京都出身。『ガリレオ』（2013年）以来となる連続テレビドラマ『東京タラレバ娘』に出演

■衣装
［1ページ］上.トップス￥45,000、スカート￥74,000〈ともにADEAM／ADEAM 東京ミッドタウン店 TEL：03-3402-1019〉下.トップス￥87,000〈DOLCE&GABBANA／DOLCE&GABBANA JAPAN TEL：03-6419-2220〉ピアス￥958,000〈TIFFANY & CO.／ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク TEL：0120-488-712〉
［2ページ］ブラウス￥37,000、パンツ￥33,000〈ともにLaula／Phillo co;ltd TEL：03-6809-0701〉、シューズ￥83,000〈Christian Louboutin／Christian Louboutin Japan TEL：03-6804-2855〉、リング￥275,000〈TIFFANY & CO.／ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク TEL：0120-488-712〉