知性、センス、財力!そのすべてを兼ね備えた男が乗りこなす新世代のスーパーカーがこれだ!
『東京カレンダー』の人気企画のひとつがクルマ連載。
クルマ音痴のクルマ担当、船山編集部員の悩みに、クルマに詳しいベテランライターであるサトータケシが答える形式で進行する。
今回は、船山が街で見かけて目がハートになってしまったスーパーカーを取り上げる。リッチでクールなインテリが乗っていそうなランボルギーニ『ウラカン』って、どんなクルマなのか!?
グランドハイアット東京で奇跡の1台を見た!
船山 サトーさん、サトーさん、ちょっとこれを見てくださいよ!
サトー どうした、ふなっしー(船山は編集部の一部でこう呼ばれている)、買ったばかりの自慢のiPhone 7 Plusを振り回して。
船山 いやぁ、取材でグランドハイアット東京に行ったら、エントランスのクルマ寄せにめっちゃカッコいいクルマが停まっていたんですよ。マジびびりました!
サトー ほぉ、どれどれ、おじさんに見せてごらん。
船山 これです、このクルマ。スゴくないですか? このクルマでグランドハイアットに乗り付けてバレーパーキングしたら、女子はイチコロですね。
サトー (そりゃ、運転している人によるだろ)なるほど、『ウラカン』だね。
船山 裏完? 裏道完璧の略でしょうか?
サトー ……。
船山 いや、冗談っすよ、冗談。
サトー 『ウラカン』はランボルギーニのスーパーカーで、スペイン語でハリケーンの意味。
船山 なるほど、確かにハリケーン級の破壊力を感じました。グランドハイアットのお客さん、全員がガン見してましたから。
サトー 地を這うような低さと、M78星雲から来たクルマみたいなデザインはインパクトがハンパないよね。
船山 近寄ってよ〜く観察したら、細かい部分まで繊細にデザインされているんで驚きました。
サトー 鋭いね。デザイナーによれば、あのラインは日本の折り紙の影響も受けているらしい。
船山 『ウラカン』にすごく興味があるんですけど、もう少し詳しく教えてもらえませんか?