新・東京婚活事情 Vol.16

新・東京婚活事情:結婚から、逃げられない。温室育ちのお嬢様が、不幸な妻となった理由

東京都内のハイスペックな男女たち。

大都会東京で生き抜く彼らの恋愛観、そして結婚観は、一体どのようなものなのだろうか?

人生を左右すると言っても過言ではない、結婚という制度。特に都会では、そんな結婚に対するハードルが年々高くなっている。

一筋縄ではいかない、現代の婚活。他人から見れば羨ましい限りの人生を送る東京人の、結婚に対する価値観、その裏に潜む闇、リアルな実情を覗きたくはないだろうか?


早苗、29歳。結婚4年目の専業主婦です。

私は、「婚活」というものをしたことがありません。

夫とは、大学を卒業した翌年に知人の紹介で出会いました。

当時25歳だった私は、特に結婚願望が強かったわけではありません。しかし私自身というより、夫と両親が盛り上がってしまい、結婚話は当然のように進みました。

「婚活」だけでなく、私は「受験」も「就活」もしたことがありません。

幼稚園からエスカレーター式の都内の女子大を卒業後、私は両親の希望もあり、就職をせずに父の病院で受付業務をしていました。

父から貰うお給料は、一般的なOLの2倍近く。受験も就活も婚活もせず、港区でのんびり生まれ育ち、よく人から羨まれました。

「早苗ちゃんは、お嬢様だからいいよね」
「何もしなくても、生まれたときから勝ち組だよね」

自分の人生を思い返してみても、苦労したり、嫌な思いをしたり、または死に物狂いで何か努力をしたことは、ほとんどない。

私自身も、周囲の友人が人生の節目節目で苦労している姿を横目でみて、「自分は幸運な女なんだ」と感じたことは、少なからずあります。

しかし、「苦労は若いうちに買ってでもしろ」なんてよく言ったものです。

人生29年分の苦労を、私は今、存分に味わっている気がします。

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