ウイスキー事情2016 Vol.2

クラフトビールで目覚めた貴方に!国産クラフトウイスキーが飲める隠れ家バー3選

小規模であることをメリットと考え、理想の味を追求し丁寧に造られる。そんなクラフト感溢れるビールが昨今では注目されている。そのクラフトビールの流れが今、ウイスキーにもやってきた。

マイクロディスティラリー(小規模蒸留所)で造られる国産のウイスキーが世界的なウイスキー人気を牽引するひとつのピースとなっているのだ。今回はいち早くそのムーブメントを牽引するバーをご紹介!

スムーズに飲める、それが国産ウイスキーの魅力です

秩父蒸留所の創設は2008年。スコットランドからポットスチルを輸入し、ハンドクラフトであることを重視し、造られるイチローズモルトは今や世界が認めるジャパニーズウイスキーだ。その影響があるのだろう、渋谷『バー ウィー ドラム』安倍大揮氏は言う。

「最近は自社でポットスチルを構える蒸留所が誕生しています」

熟成などの関係から、すぐにはできず「最低でも3年はかかる」ウイスキーゆえ、まずは近い将来に期待だが、現在、バーに出回る日本のクラフトウイスキーもなかなかのもの。日本人の舌を知ったプロが造ってるから、飲みやすく、グイッとイケる。郷に入っては郷に従え、の旨さなのだ。

サンピースのハイボール¥750。「値段の割にモルトがしっかり感じられる」

何杯でも飲める国産クラフトの知られざる実力を多くの人に『BAR Wee DRAM』

渋谷

「国産だからこそ応援したくなる」。クラフトウイスキーの魅力を語る代表の安倍大揮氏。昨年7月に店を開く際、国産が再評価される今、「ウイスキーなら次の注目は小規模生産者」と約20種類を青田買いした。

「個性を競う大手と違い、どこもシンプルな味わいで、日本人好み」。何杯でもイケる飲みやすさを啓蒙している。

自家製ビーフジャーキー¥750 。ウチモモの塊肉からスパイスを効かせて作るしっとりジャーキーは抜群の相性

『BAR Wee DRAM』の一押し蒸留所と至極の一本

「戸河内ウイスキー8年」鉄道用のトンネルを転用し、年間の気温が15℃で安定する戸河内貯蔵庫で8年以上熟成させた限定品。適度なピート香もあるため、「ロックで」。¥864(ショット)

中国醸造

広島県廿日市市で大正7年に創業した老舗の蔵元で、焼酎を醸す技術を活かし、“日本人の口に合う”をキーワードにウイスキーも展開

「サンピース ウィスキー エキストラゴールド」戦後復興期の誕生だから太陽・平和と命名。「一升瓶は物資不足で日本酒用に詰めて販売したから」。モルト使用率を高めるなど、クオリティは今も進化。「ライトな味」。¥648(ショット)

宮崎本店

キンミヤ焼酎で有名な三重県四日市市の蔵元で歴史は古く、江戸時代の創業。ウイスキーは株式会社となった戦後間もなくから製造

「シングルモルト駒ヶ岳 ネイチャーオブ信州 ─竜胆─」標高800mの信州で醸された限定品。「2012年蒸留のモルト原酒に20年以上熟成の古酒をヴァッテド(複数の蒸留所が醸したモルト原酒をブレンドすること)している」。¥1,836(ショット)

本坊酒造

明治5年創業の鹿児島の蔵元だがウイスキーも積極的に展開。1985年にはポットスチルの備わる信州工場を開設。本格派を多彩に展開

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