進化しすぎて「こんな立ち飲みありかよ!?」ってレベルの最注目の3選

地下にある広いギャラリー。展示している酒器を、お酒を片手に眺めることもできる。お気に入りを探してみたい

酒器が肴の立ち飲みギャラリー! アートな発想で照らした日本酒との出合い『THE HANGAR』

中目黒

目黒川からほど近く、スタイリッシュなワインバーにも思えるここ。「それも狙いのひとつです」と笑うのは、店長で利酒師の相馬佳暁さん。実はデザインスタジオが、まったく違う発想から考えた立ち飲み店で、日本酒がメインなのだ。

「ギャラリーの運営や企画もしているため、陶芸の作家さんとは親しくさせていただいています。そんなことから、日本酒の文化を酒器と共に発信したいと考えました」と相馬さん。

アルコールは日本酒のみというこだわりぶり。夜な夜な酒好きな若者が集う

従来の渋い居酒屋ではなく、外国人も入りやすい雰囲気にしたかったという。そこで日本酒はワイングラスでサービス、生ハムやチーズなどを置き、BGMはレコードに。

フロアの奥の階段を下りると秘密基地のようなギャラリーがある。錫の酒器を作るワークショップを開催したり、酒器を展示販売することもあり、購入した器をキープして、使うことができる。

「牡蠣の自家製煎り酒蒸し」(3個)

※メニューは季節などによって変動あり。

日本酒はすべて純米。レギュラーが25銘柄、そのほかに季節で替わるものが25銘柄あり、日本酒好きに響くようにと、珍しいものや興味をそそるお酒を常に探している。

ギャラリーほどかしこまらず、ふらりと入って美味しい料理と日本酒でほろ酔いになれるギャラリーサロン。日本酒を通じて、アートを身近に感じるラフなスタイルが新しい。

蔵元から届く酒粕で作った「自家製酒粕アイスクリーム」。18年ものの古酒をかけて

左.好みの酒に合わせて作家の酒器を選んでキープしてみたい
右.日本酒にも作家にも詳しい相馬さん

夜な夜な人が集まり賑やかに盛り上がっている。現代的な縁台(カウンター)は涼しくなって来るこれからの季節に気持ちがいい

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