いつものデートにサプライズを!ここ一番で使いたいレストラン4選

シェフの鮮やかな技を見ながら会話を楽しめるカウンター席が特等席だ

大人の為のエンターテインメントレストラン『Salmon&Trout(サーモン&トラウト)』

世田谷代田

下北沢駅から歩くこと10分強、アクセスが良いと言える場所ではないのだが、わざわざ訪れたい店がある。大人が楽しめるエンターテイメント満載のレストラン『Salmon&Trout(サーモン&トラウト)』だ。

通称“サモトラ”と呼び親しまれる同店は、飲食店とは思えない外観に店内はコンクリート打ちっぱなしのような壁、そして木のカウンターテーブルが新鮮だ。

「痛風」という意味を持つその店名は、痛風になりそうなほど旨い食材を使いながらも、痛風にならないよう自家農園や契約農家で作られた野菜やハーブをたくさん使用して、体に優しい料理を提供することの意味を込めている。

カラスミたっぷりの前菜は、まるでヤングコーンそのもの!

メニューは旬の食材で仕立てられるコースのみ。毎回新しく斬新な料理が皿の上でストーリーを繰り広げ、カウンターの上で次々と仕上げられている料理は、「何が出来上がるのだろう!」とワクワクしながら楽しめる。

ヤングコーンそのものかと思いきや、コーンや雲丹、蟹を混ぜてコーンの形を再現した上にたっぷりのカラスミがかかった斬新な一皿は、箸でつまみながら食べるというスタイルもまたユニークである。

カマス丸々一匹味わえる「フィッシュ&チップス」は、バリバリと豪快に食べよう!

そのままバリバリと丸ごと食べることができる「フィッシュ&チップス」は、カマスが丸々一匹どんと乗り、隣に添えてあるのは低温でじっくり上げたカリッとした歯触りが楽しいフライドポテト。鮮やかな色のプレートに、山菜が刻まれたタルタルソースもたっぷりと!

臭みがなくジューシーな「鹿カツレツ」。赤ワインにも良く合う

まるでビーツとフランボワーズのソースが血を彷彿させる「鹿のカツレツ」は、敢えて脂の少ない赤身の鹿肉を揚げることで脂を足すのだという。

砂糖のシークー、塩ドライトマト、お酢を使ったパンナコッタ、醤油のキッフェルに味噌のタルト「さしすせその小さいお菓子」は砂糖・塩・酢・醤油・味噌を使ったスイーツ。料理は全てコースの一例

全ての皿がクリエイティブであり、繊細な感覚と遊び心を感じられるエンターテイメントなレストラン。

駅からちょっと歩くくらいが、大人のデートにはちょうどいい。帰り道は敢えてタクシーを使わず夜風にあたりながら酔いさましの散歩というのも、この季節ならではである。

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