雑食系男子・植木くん Vol.4

雑食系男子・植木くん:プラネタリウムBARで、夏の大三角形!男たちよ、”そこ”に愛はあるのか?

梅雨があけた瞬間に、一斉に夏の火蓋が切って落とされて、その夏の間は、息する間もないほど目まぐるしいけど、目を瞑ったが最後、驚くほどあっさりと秋風の涼しさがそよいでくるから、注意が必要です。

だって、気付いてますか?もう8月も終盤です。

2016年の夏がどんなに往生際悪くたって、せいぜい余命は1ヶ月です。

うかうかしてると、真っ白な体のもやしっ子サラリーマンで秋を迎えることになりますよ。

おっと、だからと言って、焦って日焼けして火傷で真っ赤。そんなダサい体になるのも違うので、Be Careful!東京のサラリーマン!

ポケモンじゃなくて、女の子を捕まえたい!男たちのホットスポット。


「・・・綺麗だったね。」

明かりがついた店内で、大学職員の女は、恥ずかしそうに言いました。

ここは、プラチナ通りにある『プラネタリウムBAR』。東京で暮らす、恋愛戦士なら一度は行ったことありますよね。

『プラネタリウムBAR』は、お酒を飲みながら、店名の通りプラネタリウムが楽しめる都内で唯一のプラネタリムバーです。小型高性能プラネタリムから天井に映し出される圧巻の星空はさることながら、男女間での思惑の高低差は都内屈指。

ロマンチックを求める女と、真っ暗な店内で接近戦に持ち込みたいという男たちが乱れます。隠してもだだ漏れな欲望を抱く男たちが集まる、いわばホットスポットです。

酒、暗い店内、カップルだらけの客層。星空の解説のアナウンスに混じる布擦れの音に、吐息。闇に潜む獣の気配に、男たちは敏感で、お互いにエールを送りつつ探り探りの数十分。

上映が終わり明かりがついた時の、この気怠い空気と言ったらどうでしょう。

唇の端に笑みを浮かべた男たちは、お互いの健闘を讃える無言の目配せ。女たちの恥ずかしそうな表情は男たちの侵撃の成果を物語っています。

「さ、行こうか。」

僕は、大学職員の女の肩を抱いて、そのまま白金高輪にある僕の1DKのマンションへ向かいました。



丸の内仲通りの『Cafe GARB』でのヒロム氏とのサタデーランチの帰りの話です。

ヒロム氏をランチに誘い、菜々緒さんとの進捗を探った結果、案の定自滅した僕は、その心を癒すかのように、『マンシーズトウキョウ』で合コンをし、ランチに同席させた大学職員の女(名前は文緒。大学職員らしい詩的な名前ですよね。)と、今に至ります。

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