現在の由紀子の仕事っぷりは?そして恋愛は?
由紀子の現在の年収は1,100万。業績による臨時収入のある年は、それにプラス100万~150万くらいのボーナスも出るという。順調に、収入は増えているようである。
「何人かこっちの方で仲の良い友人ができたんですけど、みんな無駄に飲み歩かないですね。人形町って、言っても東京の東地区なので、港区方面ってちょっとアウェイで面倒だって、みんな言ってます」
由紀子も、地域の友人達とヨガのレッスンや料理教室に通ったりという時間が確保できて、充実した毎日を過ごしていると言う。
仕事は順調な由紀子。果たして恋愛の方は?
現在、由紀子にはお付き合いをしている男性がいるそうだ。年齢は由紀子と同い年の日系コンサル会社に勤める32歳。
「ここで暮らす以前の私なら、同い年なんて考えられない!って思ってましたけど、なんか自分がちゃんとし始めると、相手のステータスとかお金持ちっぷりとかって結構どうでもよくなってきちゃって」
大きなプロジェクトを抱える彼と会えるのは週末だけで、デートはもっぱら、恵比寿に住む彼が人形町に出てきて、銀座へご飯を食べに行く、というコースだそう。
忙しくて会う時間が無い、かつ高い家賃を考えると、同棲という選択肢は無いのだろうか?
「話は出ましたけど、結局していません。なんか、目的もなく、刹那な感じの恋愛を過ごすには、人形町ってあんまり雰囲気が合わないんです。ちょっとダサい感じがするというか。周りはみんな地に足がついていて、それでいてアクティブ、って感じの人が多いんです。」
結婚の予定はあるのだろうか?
「この前二人で散歩しているときに、水天宮のあたりで妊婦さんに囲まれて。大事そうにお腹を抱えている人を見ると、やっぱり、欲しくなるんです。それで、「子供、つくるんなら何人欲しい?」って聞いたら、「2人くらいいれば嬉しいかな」って言ってくれて」
最後に、由紀子に質問をぶつけてみた。「次に東京で暮らすとしたらどこがいいか?」と。
「東京以外でもいいのかな、って思います。私も色んなところ住んできたので、東京もあとはそんなに残っていない気がするし。いっそ海外とか。私の周りも、結構海外暮らしを始める人、多いんですよ」
東京に憧れ、典型的な港区女子としての生活を送ってきた由紀子。
その後、人形町の「バランスのとれた」雰囲気に憧れ、それを謳歌している。
やがて、バランスをとり終わった彼女はどこかへ向かうのであろう。
この記事へのコメント
コメントはまだありません。