男の到達点『メガヨット』 Vol.15

素晴らしい眺めのスカイラウンジで、恋人とシャンパンを片手にゆっくり寛ぐ

curated by
ナイジェル・ビーティー

昨年のモナコヨットショーとフォートローダーデールボートショーで、幸運にも二回も、世界でも有数のヨットビルダー、イタリアン・シーグループの「アントラージュ」号に乗ることができた。

「アントラージュ」は全長47メートル(154フィート)、排水量型のスチールハルに上部構造はアルミ、そして航続可能距離が6,000マイル以上という、世界中どこへでも航海可能なメガヨットだ。白に包まれたトライデッキのこのヨットに取り付けられた大きなパノラマ型の窓からは自然光がインテリアを照らす。

様々なビルダーから造り出されるヨットにはそれぞれの特徴があり、また造られた国によっても違ってくるものだ。例えばドイツのヨットはテクノロジーの完璧さを追求し、我々もドイツ独自のエンジニアリングを期待する。オランダのヨットは船体構造に秀でており、イタリアのヨットは独自のスタイルを持っており、それは誰にも真似することができない。この「アントラージュ」の目を見張るデザインと仕上がりは、紛れもなくイタリアならではのものだ。


パーフェクトボート

このヨットにはゲストステートルームが4室にオーナーのスイートが1室。最大12名までが宿泊できる。VIPキャビンとゲストキャビンがそれぞれ2室ずつ下部デッキに綺麗にレイアウトされている。もちろん、どのキャビンもそれぞれバスルームが付いている。

下部デッキ前方には10名のクルーが生活するクルーエリア、ブリッジがあるデッキにはキャプテンのキャビンがあり、このヨットを運航するにはパーフェクトな数だ。

オーナーズスイートにはプライベートジムにサウナ、広大なバスルームにもちろん書斎にウォークインクローゼットもある。
オーナーのリクエストにより、キングサイズのベッドがスイートの真ん中に設置されている。

上部デッキは、ビーム全てを使った素晴らしい眺めのスカイラウンジ・サロンとなっている。右舷側はバルコニーとなっており、アンカリング中に夜の眺めを誰にも邪魔されずに眺めるのに最高のスポットだ。

このヨットは特にデッキ外部を広く取っているのが特徴だ。上部デッキの外側はテラスでのアウトドアダイニングエリア、メインデッキ後方はゆったりとスペースを取ったラウンジエリアとレセプションエリアとなっている。

このスペースから後方のビーチクラブへと続いている。トランサムドアを開放すると、そこからは水上スポーツなどの機材が収納されているガレージへと続く。テンダーはヨット横に設置されたクレーンから下すことができる。ガレージからは、エンジンルームへと続くエンジンコントロール室へ入ることができる。また、ここからメインデッキへ続く階段も設置されている。

このように相互接続されたスペースがあることによって、船内を機能的に動くことができ、スムーズにこのヨットを運航することができるようになっている。この機能的なプラットホームがあることによって、クルーは最大限の力を発揮することができる。そして、それによって、オーナーやゲストが船内で快適に過ごせるよう最大のサービスを提供することができるのだ。

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