※こちらの店舗は、現在閉店しております。
暑い夏に飲みたいものと言えば、やっぱりスパークリングワイン!さっぱりと食べたいものといえば、冷たい麺!
そこで、マリアージュと聞いたら黙っていられない東京カレンダーが、スパークリングワインと冷製パスタのマリアージュを徹底研究。
名店『ガストン&ギャスパー 六本木』とこれまでにない冷製パスタを共同開発し、完璧な組み合わせのスパークリングもついに発見。
本日紹介する内容、実際のお店でも味わえるので、是非みなさまも愉しんでください。自信作です!!
まずは冷製パスタと相性抜群なワイン選びから。
オリーブオイルを使用したパスタには、シュワッと泡のあるものをひと口飲みたくなるもの。
とはいえ、辛口で泡が強いものでは、パスタソースの余韻が残らず、旨味を流すだけの“リセット”効果ばかりとなってしまう。
想像いただきたい。野菜とオイルの旨みがしみこんだパスタと「マリア―ジュ」できるのは、ほのかな甘さとフルーティな香りを持つスパークリングワインなのだ。
そして辿りついたのはこのスパークリングだ!
そこで我々がチョイスしたのが、『チンザノ アスティ』。マスカット種を使用したことによるフルーティな甘さとピーチの果実のような香りは、まさにうってつけ。
パスタの王国、イタリアの人々にこよなく愛されるスパークリングワインで、ベルモットで有名な『チンザノ』というブランドは知っている方も多いだろう。その会社のスパークリングなのだ。
アルコール度数は7%と他のワインと比べ低めで、デート相手の女性にも、食中に負担にならない優しさが嬉しい。
そんな『チンザノ アスティ』との完璧なマリアージュを実現する冷製パスタを開発しました!
是非お店で味わってみてください!
①「冷製トマトジンジャー ~アスティのグラニテを散らして~」¥1,780
味の決め手は秘密のグラニテ。シャリっとした触感とフルーティさがクセになる!
一番のポイントは、トッピングのグラニテを「チンザノ アスティ」で作ったこと。このグラニテとトマトソースを一緒に食べると、これまでにない味の発見となるはずだ。
トマトソースには生姜が隠し味に含まれており、トマトの酸味、生姜の爽やかさ、グラニテのフルーティさが合わさり、この味の三重奏がやみつきに。フルーツトマト、アボカドという女性の好きな野菜を具材に選び、これらの野菜がソースのニュアンスを変えるのが面白い!
②「冷製うにのクリームソース ~生うにと絡めて濃厚に~」¥1,880
具もウニ!ソースもウニ! まろやかな旨味にのせられ、ノンストップで完食!
「チンザノ アスティ」は、その芳醇さでコクのあるソースとも相性がよい。そこで、いま読者人気No.1の食材、ウニをたっぷり使用したソースをこのワインのために考案。ウニの味をよりまろやかにするため、ソースには卵黄を使いカルボナーラ仕立てとした。
クリームソースとわずかなトマトを合わせることで、スパークリングワインのもつフルーティさとも好相性に。ウニだけを満喫してもらうために、具材はウニだけ。ウニ→泡→ウニ→泡、この無限のループがたまらない!
以上2種の冷たいパスタと「チンザノ アスティ」のマリアージュはもちろんおすすめだが、温かいパスタとのマリアージュも捨てがたい。このスパークリングワインのためにひとつピックアップするなら、『ガストン&ギャスパー 六本木』名物の“レジネッテ”のカルボナーラだ。
③「ローマ法王が愛した 伝説のカルボナーラ」¥1,280
“若い女王”を意味するパスタでわがままにディナーをお楽しみあれ!
“レジネッテ”とはイタリア語で“若い女王”を意味し、サヴォイアの若き王妃マファルダ女王のドレスのレースに見立てて名づけられたそう。日本で親しまれているカルボナーラと違って、クリームソースを使わず、最後に卵をあえて仕上げている。
ローマの伝統的な調理法だ。みぞの多いレジネッテはソースがからまりやすく、どこを食べてもこっくり美味しい。そのあとにスパークリングワインを飲めば、ソースの油分が優しく流され、フルーティさが口に残る。その余韻が、次のひと口へとフォークを進ませる。