クラフトビールはなぜうまい? ビールの最新トレンド店をご紹介!

気温の上昇とともに、ガンガン上がるビール熱!

そんな欲望にうってつけの旬なスポットが、4月6日東麻布にオープンした『RISE & WIN Brewing Co. KAMIKATZ TAPROOM』。徳島に本店を持つ、今話題のマイクロブリュワリーの直営店だ。

そもそも、クラフトビールってなんでこんなに美味しいの? 素朴な疑問と早る気持ちを胸に、早速注ぎたての1杯に舌鼓!

「徳島産骨付き阿波すだち鶏のオーブン焼き」。カリカリの皮とジューシーな肉、香味野菜やスパイスで香りを付けたオイルがたまらない。

ビールそのものが持つ味わいの深さこそ、クラフトビールの真骨頂!

こちらのウリは何といっても、店内にずらりと並んだサーバーから注がれる8種のクラフトビールと、ワイルドにサーブされるBBQ料理。

夏を満喫するには、最高過ぎるコンビネーションだ。ビールは、徳島県上勝町にあるブリュワリーで作られるオリジナルの3種と、アメリカ・ポートランドから届く4種、西日本を中心とした国産クラフトビール1種が揃う。

ブームに終わらない広がりを見せつつあるクラフトビール、その魅力にせまろう。

ビールの最高の相棒、「徳島産阿波すだち鶏のから揚げ」。料理が乗せられたプレートも、上勝町の木を利用したものだ。

クラフトビールはなぜうまいのか?

そもそも、なぜこれほどまでに「美味しい」と感じてしまうのか?

聞けば「ブリュワーが納得するまで味を追求したビールだからではないでしょうか。工房を持つ職人が自分の作品にこだわるのと同じです」とスタッフの和田康義氏。

日本では「クラフトビール=小規模生産ビール」という認識が一般的だろう。大規模生産になればなるほど、原材料の手配や流通の確保など、味以外で考えるべき負担は増えてくる。

そう考えてみれば確かに、味を追求するには小規模ブリュワリーの方が適しているかもしれない。いわゆるクラフトビールが美味しいのは至極納得!

現在、オリジナルのビールは個性豊かな3種類を用意。この夏以降はIPAも登場する予定だというから楽しみ。

とことん美味しさだけを突き詰めたビールを、厳しい品質管理を経た直営店で、注ぎたての最高の状態をもって楽しめる幸せたるや!

濃厚なシイタケの旨みに驚く「ほうれん草と上勝産シイタケのサラダ」。ほうれん草は徳島の農家から直送されたものを使う。

柑橘、すだち鶏、野菜……徳島の恵みをふんだんに盛り込んだメニュー

3種が用意された“メイド・イン上勝”ビールの内、2種は徳島ならではのフレーバーが付いている。白ビールの「ルーヴェンホワイト」(800円)は、上勝町の特産品である柚香(ゆこう)という柑橘を使い、フルーティな仕上がりに。ローストした鳴門金時を加えた「ポータースタウト」(800円)は、焼き芋のような甘みと香ばしさが癖になりそうだ。

カウンターの両端には、上勝の山から切り出した巨大な切り株が鎮座し、野趣あふれる演出となっている。

料理に使われる食材も、なるべく徳島県産が使われる。看板は「徳島産骨付き阿波すだち鶏のオーブン焼き」(1,500円)、「徳島産阿波すだち鶏から揚げ」(800円)など、すだちを混ぜたエサを食べて育った銘柄鶏を使ったもの。ほのかに漂うさわやかな香りは「ルーヴェンホワイト」と超絶にマッチ!

店の象徴的な存在でもある、鹿の角のタップハンドル。時期になると生え替わる牡鹿の角は、たびたび山中に落ちているのだとか。

そのほか、ジューシーに仕上げた上勝町の肉厚シイタケのグリルを乗せた「ほうれん草と上勝産シイタケのサラダ 有機ポン酢ドレッシング」(850円)は、柔らかなサラダほうれん草も徳島産。もちろん、有機栽培の柚子やすだちを使ったポン酢もそう。さすが、山と海に囲まれた徳島。豊かな自然の恵みを心ゆくまで堪能したい。

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