築地の移転までもう半年切った!今すぐ行くべき場内の名店6選

いよいよ2016年11月7日に築地市場は、78年間という歴史に幕を引き、場内の市場部門が豊洲へ移転する。

その場内には、「魚がし横丁」と呼ばれる約140軒が出店する商店街が存在する。以前はプロのための店だったが、今や海外からの観光客を含め、美味しい「プロの味」のお昼ごはんが目当ての一般客でにぎわう。

そんな場内「魚がし横丁」の名店も、今年11月には豊洲へ移転するので今が最後のチャンス。場内の歴史を感じながら、味わっておきたい名店6店を紹介しよう。築地ラストイヤーの締めくくりメシはコレだ!

一番人気の「いくら、うに、なかおち丼」(¥1650)※小鉢と生のり味噌汁付

一代で人気店へとのし上がったやり手のご主人が作る「海鮮丼」を『仲家』で食す

場内でも海鮮丼で一、二を争う長蛇の行列の人気店がこちら。『仲家』は15年前に開業した比較的新しい店舗だ。

築地市場内にある「(仁)松茂」というプロが通う魚屋を営む両親をもつ、ご主人は大学在学中に『仲屋』を開業。一代にして強豪ひしめく「魚がし横丁」の人気店へとのし上がったのだ。

北方産のうにや大ぶりの中落ち、輝くいくら…がたっぷり!

そんな『仲家』で提供されるのは、実家が場内の魚屋であるという強みを活かした「海鮮丼」。なかでもおすすめは「うに、いくら、なかおち丼」。

大きなマグロから豪快に削ぐことで、中落ちとは思えないほど大ぶりの切り身になる中落ちは、口に入れるととろけてしまう。うにやいくらも魚屋ルートを活かし、上質なものを仕入れている。

13時30分には閉店することもあるので早めに来店しよう。

新潟県産コシヒカリを使用したシャリも絶品。昆布ダシ、砂糖、塩を加えた合わせ酢は、女性にも食べやすいように考案したという。

ご主人(右)と創業当時から働くスタッフ。

開業当時からの変わらぬ家族のように温かく出迎えてくれるスタッフも『仲家』の魅力のひとつ。「豊洲へ移動してからの状況は読めない部分が多いので、柔軟に対応していかなくてはと思っています」とご主人。

店先には種類豊富な海鮮丼メニューがズラリ!

豊洲市場でも変わらぬ味とスタッフで出迎えてくれるが、やはり築地市場で味わう「海鮮丼」は今、食べるべき逸品である。

「チャーシューエッグ定食」(¥1300)※火・水・土曜限定提供

築地名物『とんかつ 八千代』の「チャーシューエッグ」を食らえ!

築地の前身である日本橋時代から続く老舗中の老舗『とんかつ 八千代』も、築地ラストイヤーに訪れたい名店である。

まず食べるべきは「チャーシューエッグ」。火・木・土曜のみの提供で、11時には売り切れてしまうほどレア度満点のメニューだ。「場内で働く人のためのスタミナ食として考案したのですが、今では場内の人でもなかなか食べられないほど人気になりましたね」と四代目ご主人。

半熟卵の目玉焼きの上にのるチャーシュー。卵の黄味をタレとしてつけながらチャーシューを食べるのが八千代スタイルだ。

出来上がったばかりのチャーシュー。

口に入れた瞬間にとろけるチャーシューの食感を生み出すのは、6時間という煮込み時間。にんじんや生姜、唐辛子、キャベツ、白菜など数種類の野菜とともに、群馬県産の赤城ポークを煮込み、最後に醤油で味付け。

とろとろ食感もさることながら、その食べやすさも際立つ。「化学調味料は一切使用せずに作ることで飽きのこない味に仕上げられるんです」とご主人。一度食べたらチャーシューの常識が覆る旨さである。

アジ、ホタテ、海老の「フライ定食」(¥1500)※ご飯、味噌汁付

惜しくも「チャーシューエッグ」は完売……と肩を落とすのは早い!そんな時は「フライ定食」を注文しよう。おすすめはマツコデラックスも絶賛したというアジフライ。こんな肉厚のアジフライ食べたことがない!と感動するはずだ!

今回は海老、アジ、ホタテの「フライ定食」を注文。場内で仕入れる生でも食べられるほど新鮮な魚介を贅沢に揚げ物で使用しているという。衣に粉チーズを混ぜることで、ラードなどコッテリとした油で揚げながらもコクのある衣に仕上がるという。

チャーシューエッグにアジフライの単品を追加することも可能だ。

そのまま食べてももちろんおいしいが、卵や玉ねぎ、ピクルスなどで作る自家製タルタルソースを付けるとさらに旨い!旨い以外の言葉が出てこなくなるほどのアジフライ。

チャーシューエッグ目当てなら朝食で訪れるのがベストだ!

この築地の雰囲気で味わえるのが残りわずかと言うのは残念だが、豊洲市場でも変わらぬ味を提供してくれるという。

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