今日会えるイケメン店員 Vol.3

東京でチャンスを掴んだ男! 夜遊びフリーターが海外の高級レストランのマネージャーに大抜擢!

弱冠30歳にして超難関、シニアソムリエの資格を取得!

表参道の路地裏にある、4000種以上のワインを取り添えたワインバー『ワインハウス南青山』。壁一面のワインセラーに大きなシャンデリア、重厚感のあるムーディなバーカウンター、このラグジュアリーな地下空間では、夜な夜なカップルたちがワインを片手に愛を語り合う。

今回紹介するイケメン店員は、ワイン好きの女なら惚れてしまう『ワインハウス南青山』の店長、茂野匡晃さんだ。

「いらっしゃいませ」

丁寧なお辞儀で迎えてくれた茂野さん。頭を上げた彼の顔が思ったよりずっと若くて驚いた。

「今年で31歳になります。もう3年ほどこの店で店長をやらせていただいております」

こんな立派な店で20代から店長を……。さわやかな青年のようなルックスからは想像できないくらい茂野さんの話し方は落ち着いている。さすが、その若さで店を一任されるだけのことはある。

茂野さんは話を途切れさせることなく、さっと水を注いだグラスを差し出してくれた。その身のこなしがまるで手品のようにスムーズで、感心した。

「22歳から飲食の仕事を始めました。最初に雇ってもらったお店で奥の深いワインやシャンパンの世界に完全にハマってしまいました。それから10年飲食一筋です」

スーツの胸元にはキラキラとソムリエのバッジがいくつか光っている。

ソムリエといえば、ワインに精通したバーやレストランならば、ひとりやふたりいるのが当たり前、というのが私たちの感覚だが、茂野さんはベテランのソムリエたちが何年たってもなかなか取得できないといわれているシニアソムリエの資格も取得しているという。

「ハマったらとことんやるタイプなんですよ。ここ数年海外のお客様がいらっしゃる機会がかなり増えたので、英語も必死で勉強してきました。外国の方も、最大限の接客でお迎えしたいんです。最近ではワインの説明も英語でスムーズにできるようになりました」

涼しげな表情で語る茂野さんからは、なにか内側からにじみ出る熱いパッションのようなものを感じた。

店長兼マネージャーとしてこの人気店を取り仕切っている茂野さんに、絶対に聞いておきたいのがお客様に対する接客テクだ。

「この店はやはりカップルのお客様が多いので、そういうときは極力男性の方に話しかけるようにしています」

なるほど、男女2人が気持ちよくお酒を飲んでもらうためのキメ細かい気配り。逆に女性のスタッフには、女性のお客様に話しかけるよう教えているそう。

「女性のグループも結構いらっしゃるのですが、そういう場合はグループの中でいちばん発言していない女性にさりげなく話しかけつつ、会話の輪に入ります。そしてある程度盛り上がったらそっと立ち去る、みたいな。あくまで僕は店員なので。これはちょっと難易度高いテクニックかもしれませんね(笑)」

お客様を楽しませるためのハイレベルな接客テク、お見事である。

「いやいや、こんな偉そうなこと言っていますけど、この仕事始めたころは本当に毎日怒られっぱなしで、全然ダメだったんですよ。話し方、立ち居振る舞い、なにもかも否定されて、当時の師匠を『絶対いつかぶっ殺してやる!』って思っていたくらいです(笑)」

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