2016.05.15
今年4月にオープンした話題の商業施設「アトレ恵比寿西館」。駅直結の気軽さながら、気合の入りぶりが伺えるテナントラインナップで連日盛況だ。中でも注目は、創業明治25年の老舗酒店が営む、酒屋併設のスタンディングバー。酒飲みをあっという間に陥落させるその魅力に迫る!
『君嶋屋』の最新店は恵比寿の駅直結のスタンディングバー!
まだピカピカな「アトレ恵比寿西館」館内、魅力的な店舗の数々に目移りしつつも、まずは4階へ直行。目指すは『恵比寿君嶋屋』だ。店外からも見えるガラス張りの棚にはボトルがずらりと鎮座し、並々ならぬ品揃えを予感させる。
そう、『君嶋屋』といえば、酒飲みの間ではつとに知られる名店。横浜の本店や銀座店など、通をも唸らせる銘柄を揃えた酒類小売店のほか、名だたる飲食店への卸販売やワイン輸入業までを手掛け、その目利き力は評判だ。現在3店舗目となったのがこの恵比寿の新店。のん兵衛としては、いやが上にも期待が高まるというもの。
店内入ってすぐのエリアが販売エリア。その左奥のワイン棚手前にある、机の並んだスペースがバーエリア。
スタンディングバーとヨコ文字で書いてみたものの、つまりはこちら、いわゆる“角打ち”である。昭和な風情の古きよき角打ちもオツなものだが、ここは恵比寿のスタイリッシュな商業ビル。いやはや、まずは軽くメニューを見て驚いた。
ウニといくらがこんもりと!あの名店が手掛ける絶品フラン
「生ウニといくらの冷製フラン」800円。“1日10食限定”と注意書きの付く1品は、恵比寿のイタリアン『ikura』とのコラボレーションメニューだ。
『ikura』といえば、マンションの1室、インターホンで呼び出してドアを開けてもらうという隠れ家的イタリアン。演出だけでなく、魚介を贅沢に使った料理が人気の有名店だが、そのスペシャリテがこのフランである。
たっぷりと盛られたウニといくらが、きらきらと輝く。迎え撃つべく、フランに合うシャンパンを注文すると、出てきたのは「ピエール・モンキュイ ユーグ・ド・クールメ」600円。名門「サロン」や「クリュッグ」と同じメニル村で女性醸造家が作るブラン・ド・ブランだ。
シャンパンのエレガントで丸みのある味わいが、魚介、そして生クリームを使ったなめらかなフランと溶け合う。なんともリッチな気分に酔いながらふと気付く。
この贅沢な体験、たったの1400円…!ちなみにこちらのフラン、スタッフが毎日出来立てを直接取りに行くのだという。
この記事で紹介したお店
恵比寿君嶋屋
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