前回までのあらすじ
フリーの映画プロデューサーをしている真壁恭子(35)は夫との離婚を思案中。
フリーライターの夫、竜也(41)の仕事が激減して生活費を入れなくなった上に、夫が家事を一切行わず恭子に甘えっぱなしだからである。
だが恭子は夫の男としての忸怩たる思いを理解し、資金を貸すことを了承する。しかし、水を得た魚のように働き出した夫に恭子はある思いを抱くが……。
第3話:夫からの借金申し込みに妻が出した最終結論とは……?
竜也に200万円を融資してから3ヶ月近くが経とうとしている。貸す際、恭子はいくつか条件を出した。
もう二度とお金は貸さないこと。竜也の仕事が軌道に乗り出したら毎月、少額でいいから貯金をしてほしいこと。
返済額は月に10万円。ただし、事務所開設当初は目が回る忙しさの割に経済的に......
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