あえてデーブ・スペクターの奥さんに聞いた!海外ゲストおもてなしのコツ&海外のレストラン事情

日米交流の橋わたし役として、アメリカのテレビ番組や情報等を日本に紹介しているデーブ・スペクターさん。彼の妻である京子・スペクターさんも、スペクター・コミュニケーションズの代表取締役を務める傍ら、アメリカでの生活を生かしたライフスタイルコーディネーターとして活躍。

アメリカに精通しているのはもちろん、在日の各国大使達に数多くの友人を持ち、交流も盛ん。かつ自身もアルバニア共和国名誉領事を務めており、様々な外国事情に詳しい。そんな京子さんに、海外ゲストおもてなしのコツ&海外のレストラン事情を聞いてみました。

赤坂 うまや(赤坂見附)。三代目市川猿之助の練習場を改装した趣のある和食店。テーブル席の他、掘りごたつ式の個室もある。「黒豚ばら肉しゃぶしゃぶ鍋」は外国人にも人気

PART1.海外ゲストおもてなしのコツ

京子さんが海外から来日したゲストのために利用するお店

海外ゲストおもてなしのコツ①
会食は日本的な風情のあるお店へ!靴は脱がすべからず!

デーブも私も仕事柄、海外からのお客様をお迎えする機会が多いので、お客様によって、お店選びもいろいろ考えています。

日本的な雰囲気でお迎えするのがいいなというお客様は、『赤坂うまや』にご案内することが多いですね。一軒家で、お店入口から風情がありますので、お食事前から、お店へ入るわくわく感を感じていただけます。プライバシーが保てる個室や掘りごたつ式のテーブルがあることも、重要なポイントです。

習慣が違うので靴を脱ぐのに抵抗のある方もいらっしゃいます。日本人でも靴を脱ぐのはめんどうですよね。もちろん、老舗の料亭などでは、靴を脱いでお座敷に上がることもありますが、なるべく、靴のまま入れるお店を選ぶようにしています。

海外ゲストおもてなしのコツ②
伝統や習慣に固執せず、外国人のニーズに合った対応を

海外の方は、日本人以上にお寿司が好物です。特にハリウッドスターは、来日すると必ずお寿司屋さんへ行きます。アメリカ人は、カリフォルニアロールのようなものが好きです。

生魚を口にすることなど考えられなかった人たちのためにアレンジされたお寿司が西海岸で創作され、寿司文化が世界に広がっていきました。ただ老舗のお寿司屋さんの中には、伝統にこだわるあまり、マヨネーズを使うのは邪道だと言って、お客様の要望を受け入れないお店も見受けられます。

実は私は子どもの頃から生のマグロが食べられません。アメリカでカリフォルニアロールをいただき、とても美味しく感じました。これからは伝統の中にも、自由な発想を持つお寿司屋さんがあってもいいのでは? と思います。海外のお客様は、日本人に負けない程、お箸の使い方が上手なのは嬉しい限りです。

海外ゲストおもてなしのコツ③
イタリア人も絶賛する日本のイタリア料理

私はイタリア料理を評価する「アカデミア・イタリアーナ・デッラ・クッチーナ」のイタリア政府公式審査員をしています。日本のイタリア料理はすごく進化していて、イタリア人が「日本のイタリア料理の方が美味しい!」と絶賛するほどです。

昔は日本のイタリア料理といえば、スパゲティナポリタンのようなものしかありませんでした。今では、海外の食材も容易に手に入り、本場で修業したシェフも増えています。

日本人は創作に長けているので、現地の味を再現するだけでなく、目でも楽しめるように懐石料理のような盛り付けで、イタリアをしのぐお料理が提供されるようになりました。

海外ゲストおもてなしのコツ④
来日を機会に日本酒を勧めてみよう

お酒に関しては、海外では日本酒ブームだと言われていますが、ニューヨークやパリなどの大都市だけのことで、ワインのようには普及していません。来日された方に、日本酒をお勧めするとみなさん喜んでくださいます。

スパークリングの日本酒は女性にも人気です。今後、開拓の余地があると思っています。

和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたことをご存じない方もいらっしゃいます。アジアのモールには日本のレストランやラーメン店が出店していますし、お箸の文化も同じですので、アジアの方は日本食への関心も高いようです。

外国人といっても、人種も住んでいる場所も食習慣も違います。日本のレストランの良いところはメニューに写真がのっていることです。2020年に向けて、海外から来日される方のために、ぜひ英語のメニューを用意してくださいね!

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