タワマンラバー Vol.2

年収数億円! 六本木のタワマンを愛する敏腕コンサルタントのコンプリート欲求とは?

世界中の山の登頂を目指す理由とは?


彼の目下の最大の趣味は登山。

世界中の様々な山の登頂を目指しているという。

彼は学生時代から海外放浪が好きで、これまでに数十カ国以上を旅してきた。先進国だけでなく、途上国、僻地、内戦地域等、様々な地域を放浪してきた。そして、10年以上前に軽い気持ちでタンザニアにあるキリマンジャロ山に登頂したことがあった。

「そのことを去年、ふと思い出したんですよ。キリマンジャロは比較的難易度が低かったので、他の海外の山ってどんなもんだろうと調べてみたら、エベレストでさえ2ヶ月半くらいで登れることがわかりました。登山で2ヶ月半って聞くと凄く大変な気もしますが、得られる経験の重さに対して、人生の時間の切り分け方としてはお手頃だと思いました。もちろん日々のトレーニングは必要ですし、お金もかなりかかりますが」

そこでDさんは、世界にあるいくつかの山の登頂をしてみようと思い、すでに複数の山に登頂している。
こういう活動を知ってくれた人が「こんな人生の使い方があるんだ」と、何かのヒントにしてもらえるかもしれないという思いもあったという。

しかし、そもそもなぜ海外の登山という危険な趣味を追求するのか。それを聞くと「結局、新たな経験を求めているのだと思います」とさらりと呟いた。


「山って、一切の情けが通用しないんですよ。どれだけ辛くても全てを自分でやり切る以外に選択肢はなく、決して中途半端では許してくれないんですよ。でも、その容赦ない状況を乗り越えるという経験が得られるところがいいんですよね。ただの海外放浪だと、ある程度世界中を回ってしまった後だと、もうどこに行っても新しい経験は得にくくなっているので」

それを語る顔はとても楽しそうだ。今後はどのような経験を求めていきたいのだろうか。

「実は、いつまでも刺激的な経験を求め続けるという方向ではなく、家庭を築くといった安定した経験を得ていきたいとも思っています。もっとも、家族のことを経験の括りに含めるのは誤謬がありますが」

返ってきたのは、意外な答えだった。結婚願望はある。自分を幸せにすることと、他人を幸せにすることは楽しさが違う。そして、他人を幸せにする方が楽しいし、自分だけでは得られない幸せがあるはずだと思う、とも。

そんな彼にとって「理想の女性」とはどんな存在なのだろうか。

「自立・自律している人、自分で自分の人生を楽しんでいる人が良いですね。相手に尽くすだけの女性だと、自分が熱中できる何かを持っていないのを、相手に転嫁しているような気がしちゃいます。お互いに自分自身が凄く熱中できるものを持っていて、それを日々語り合えるような相手だったら素敵だなと思います」

この記事へのコメント

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No Name
ミッドタウンですかね、素敵な場所ですよね。
2018/08/02 23:181

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