上京女子ストーリー Vol.3

東京で見つけたもの。それは、故郷・宮崎への愛だった。

東京には、地方から上京して、パワフルに活躍する女性が数多くいる。

彼女たちは、何を考えて上京したのか。
どのようにして東京に馴染んでいったのか。
思い出が溢れる、愛着ある街やレストラン。
そして今、東京で何を思う?

第3弾は、宮崎県出身・坂梨亜里咲さん。


「みんなロボットなの?!」東京人への第一印象


大学進学を機に、上京しました。緊張や不安、そして大きな憧れを抱いてやってきた初めての大都会。

「え?!みんなロボットなの?!」と感じました(笑)

田舎から出てきた人は、大概同じ感想を持つのではいかとは思うのですが、沢山の人たちがみんな無表情で、ものすごく速いスピードで同じ方向に歩いていて、最初は衝撃的でした。クールというか、何とも無機質に見えたんです。

私の出身は宮崎です。宮崎の人は、基本的にみんな明るく大らかで、ゆったりとしている人たちです。実際、時間にもかなりルーズで、東京とは時間の流れが数倍違うような印象なので尚更だったのかもしれません。

そういえば東京カレンダーでは、最近その名は、サエコという連載が話題ですよね。彼女に共感...というわけではないですが、同じ九州出身ということでサエコのストーリー展開はとても気になってしまいますし、陰ながら応援しています。(笑)

私はと言えば、上京当初はもちろんとても緊張していました。自分は田舎者に見えてないか、馬鹿にされるんじゃないか…。でも、自分で言うのもなんですが、けっこう適応力のある方だったと思います。大学の入学式では開始数時間後には友達ができ、あっという間に標準語を自然と話すようになっていたことに自分でも驚きました。

CDデビュー。女子大生タレントとして活躍した学生時代


私の東京での目標は、「何者かになりたい」でした。

上京して、ただ普通に日々をこなし東京に馴染んでいくだけでなく、せっかく宮崎からはるばる上京したのだから、自分にしかできない何かを見つけたいという気持ちがありました。

大学時代はそんな思いを持ちながら積極的に人と会い活動をしていた甲斐もあり、モデル事務所に入りました。その事務所内の現役女子大生3人のユニットでCDデビューをするという企画の3人の中の1人に選ばれたのです。

上京し、女子大生でCDデビューなんて、外から見たらキラキラ、もしくは遊びの延長でラッキーな学生というイメージを持たれるかもしれません。しかし実際は、学業、歌とダンスのレッスン、そしてスポンサーへの挨拶と、かなり体育会系の多忙な日々を過ごしていました。

数ヶ月後、私たちは大手レコード会社からデビューを果たし、全国のレコード店にCDが並びました。そして女子大生タレントという枠組みにはまり、充実した生活を送れるようになりました。

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