中目黒で感度の高い大人が集う、カジュアルだけど料理が抜群に旨い4店

名物・バスク地方のあさりごはん。スープとあさりのだしでじわじわと炊き上げる伝統的な料理だ。大粒のあさりは浜名湖から

“普通”を静かに極める これぞ、本物のバル『バル エンリケ』

中目黒の路地裏にある一軒家。スペイン風?と思いきや大きく首を横に振る星野伸一シェフ。100年続く店はなにかの“風”だったりはしない、“普通”であることが大事だと。

スペインの田舎で出会った数々のそんな店や料理に魅せられ、星野シェフは究極の“普通”を目指している。可能な限り上質な食材を使い、その味に沿った料理を作り、そして適正な価格で提供することが使命。

「食材の味を引き出すなんておこがましい。尊敬する和食の料理人に聞いた『素材の味に沿う』という言葉が好きで、いつもそうありたいと思う」

食事の〆に多くの人が注文する「あさりごはん」もそのひとつ。パエリアではなくバスクの家庭的なご飯は、あさりとにんにくのパワフルな味に“沿い”、あさりだしの効いたやわらかなご飯になんと勢いがあることか!

バル乱立の中目黒にあって、本物のバルとは何なのかを教えてくれる一店だろう。

マッシュルームのセゴビア風にんにくソテーの香り豊かなこと。マッシュルームはしぼむことなくむっちりと肉感的。生ハムの硬くなった部分も加え、アクセントに

内観

スパゲティナポリタンは、不動の人気メニュー。ベーコン、ピーマン、玉ねぎ、マッシュルームといったスタンダードな具とパスタに、どこか郷愁を誘うケチャップ味がしっかりと絡む。冷えた白ワインとともに、どうぞ

常連率高めながら居心地&味よし!のバー『モノポール』

「お客様のピークタイムはだいたい23時頃ですね。昔よりもだんだん遅くなっている気がします」と苦笑気味に語るのは、店主の野崎厚夫氏。

店内を毎夜賑わせるゲストは、フォトグラファー、アートディレクターなど、各ジャンルでの売れっ子の面々。彼らが集う理由は、気心知れたメンバーが誰かしらいる、ということのみならず、遅い仕事の後でも満足度の高い丁寧に作られた料理をアルコールと一緒に味わえる点にもあるのではないだろうか。

昨今人気が高いのはスパゲティナポリタンやカレーライスだが、トリッパの煮込みや豚肉のリエットなど、ワインによく合うメニューも実はきちんとスタンバイしている。

フランス生活を経て〝ワインバー〟という言葉が出始めたばかりの1999年に開店。「バーだけどメシも旨い、という店をやりたくて」と奥様とふたりで磨いたレシピはどれも、肩肘張らない味わいだ。

チキンカレーライスはしっかり煮込まれた鶏肉がほろほろと。まろやかさの中に程よいスパイシーさがひそむ

内観


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