壁もカウンターも漆塗り!金曜の2軒目は六本木駅近の個性派バーへ

2016年新年早々、何やら面白いバーができた!と聞きつけ向かった先は、六本木交差点から一本路地裏に入る、和の雰囲気が漂う隠れ家バーだ。

雑多な喧騒とは裏腹な、温かみのある朱赤の光に包まれた優美な店内。宮内庁御用達を拝命した1919年創業の由緒正しき老舗『漆器 山田平安堂』の4代目オーナーが10年構想でこだわり抜いた異空間が広がる。

デートに使える!漆の壁を愛でるカーテン個室のソファー席(室料¥1,500)

大人が集う妖艶で個性的なバーが六本木に誕生!『He & Bar』

店名は『He & Bar』、先述の『平安堂』をもじっているあたりも、実に遊びが利いていてセンスが光る。

木曽平沢で製作された全長5.5mの漆の特注カウンターは、朱赤の反射効果で女性の肌をほんのりと血色よく見せてくれるのだとか。それを口実に意中の女性を誘い出すのも悪くない。

さらにはLEDのライトで畳を光らせた斬新な個室もあるので(意外に落ち着く)、接待、女子会、はたまた合コン!?など、いろいろな使い方ができるのもグッとくる。熟練バーテンダーのキャラクターも際立ち、東京の今の気分に合うバーといえるだろう。

上品なのに、いい意味で“チャラさ”があるから、遊びを知り尽くした大人たちに絶妙に響く。上質にそして艶やかに、夜を〆るのにちょうどいい一軒となりそうだ。

強い個性を放つ保科さんはバーテンダー歴20年のベテラン。彼が作るフレッシュフルーツによりカクテルや茶目っ気溢れるトークにファンも多い。まずは彼に身を委ねたい

奥の個室(室料¥3,000)は、LEDで照らされた畳が洒落ている

一杯目は、漆プレート×モエ・エ・シャンドンのマリアージュを。He & Bar スタイル グラスシャンパン¥1,800

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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