サトータケシと編集部員 船山の"CAR GENTSへの道" Vol.1

クルマ音痴調教講座:「ミニバンってなんですか?別に小さくないじゃないですか」

新型アルファードがヒットしている理由

サトー:あと、2列目と3列目のシートをぱたんぱたんと畳むと、ものすごくたくさん荷物が積める。

船山:それは親父に伝えます!

サトー:シートを簡単に畳めたり、小物入れがたくさんあったり、後ろの席でDVDが見られたり、細かいところまでよくできているよ。アルファードと兄弟車のヴェルファイアをあわせて、発表から1ヵ月で4万2000台も受注したっていうから、大人気だね。

船山:運転してよし、後ろの席でくつろいでよし、荷物もたくさん積めるとあっちゃ、人気も納得です。そうすると、伝統的なショーファー・ドリブン用のクルマはなくなっちゃうんでしょうかね。

サトー:でもやっぱり、昔からのショーファー・ドリブンには独特の雰囲気があってカッコいいんだよね。前に取材させていただいた超大物俳優も事務所のミニバンで移動してるんだけど、ミニバンから降りるところを見られたくないらしい。離れたところで降りて、そこから歩くって言ってた。美意識が高いというか。

船山:僕なんかは美意識より、便利で快適なほうがいいですけどね。サトーさんの話を聞いてたら、なんだかアルファードが欲しくなってきました。あれで宇都宮に帰省したらスターっすよ。

サトー:でも、ふなっしー、あの手の大型ミニバンって、ひとりで乗ってるとかなりマヌケだぜ……。


~サトータケシ今回の教訓!~
"後席に座るのか、運転席に座るのか、男の生き様の問題だ!"

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Rolls-Royce Phantom

走るパルテノン神殿

ショファー・ドリブンの決定版。ラジエターグリルのデザインは、パルテノン神殿をモチーフにしたという。後席の居住空間を広げるためにボディを延長した「Extended Wheelbase」という仕様も存在する。¥50,640,000~

TOYOTA Century

ザ・日本の社長

日本のショファー・ドリブンといえばこのクルマ。国産車で唯一、12気筒エンジンを搭載。1台1台、ほぼ手作りで生産される。ボディカラーの名前が「瑞雲」とか「摩周」などと強烈。ちなみに写真は「神威」。¥12,538,286

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