小宮山雄飛の“英世”なる食卓 Vol.21

天皇陛下にカレーを振る舞った大使館元シェフのカレーチャーハンがヤバい

curated by
小宮山 雄飛

グルメで鳴らすホフディランのボーカル、小宮山雄飛さんは音楽業界でも随一のカレーマニア!

そんな雄飛さんが最近注目しているのが、チャーハンとカレーの組み合わせ。夢の組み合わせを堪能できるお店を紹介します。

※この店舗は、移転しています。詳しくは、下記店舗情報よりご確認ください。
 掲載内容は移転前の情報です。

カレー炒飯 + 赤いカリーソース小 ¥870(ランチ・数量限定)

『ホーカーズ』

まず雄飛さんが教えてくれたのは、こだわりの店主が営む田町のカレー店。

「本格的なカレー屋さんって、普通インドならインド、タイならタイの専門店が多いですが、こちらがすごいのはタイ・インド・欧風など、各国のカレーを扱っていて、その全部クオリティが高くて本当に美味しいところ!」

北インド的スパイスを利かせた赤いチキンカリー(¥590)は、カシミールから来たコックに教わったレシピ。ポークカレー(¥700)は懐かしい味でバターが香る

ここではタイ南部クラビ式、南インドケララ式、アイルランドダブリン式など、興味をそそる本格的なカレーがそろう。

聞けば、ご主人はダブリン日本大使館の元シェフで、そこでは週に一度は外交パーティーが開催され、そのパーティで天皇陛下にカレーを振る舞い、世界各国の要人たちにも大好評だったとか。その後、トラベル誌のアジア担当編集を務め、退職後約1年間インドにカレー研究で滞在し、勉強されたそう。

ブイヨンスープには鶏豚、骨、背脂、野菜などが使われ約6時間煮込み、カレーのベースに

カレーに関する著書もあり、地方によってカレー、カリーと呼び名を区別するあたり、只者ではない雰囲気が伺える。「目移りしそうなメニューの中で、実は僕の一押しは上海式カレーチャーハン。大粒のグリーンピースがゴロゴロとのったルックスがたまらなくいい!」と雄飛さんもこのお店に夢中な様子。

カレーチャーハンだけでも十分だが、その日の気分でサイドオーダーのミニカレーを付けると、さらに最高なチャーハンとカレーのコンビを味わえる。各国のカレーをちょい足しすることで生まれる特別な味を味わってほしい。

在日大使館のシェフ、トラベル誌の編集を経て、19 年前にカレー店をオープンさせた異色の経歴の長澤さん

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