前回のあらすじ
関西出身のインターネット広告営業マンのシンゴ(28)は、社会人6年目で突如、東京転勤に。
キラキラモデルとの合コンで現れたのは、コースメニューにないヴーヴ・クリコをやたらと注文したがる女。お会計が跳ね上がるも2,000円以上は払いたくない模範的東京女子たちに、お財布は大打撃。これは、地方から転勤してきたアラサー社会人が、東京の独特な文化に染まりきった女性たちとの闘いを描いた物語である。
前回東京☆ビギナーズ第10話:「ヴーヴ・クリコ飲みたがる女」との遭遇と、東京女子最大2,000円理論。
ライバルのルーツを探る旅、銀座・コリドー街にて。
シンゴは、銀座駅から程なく近い店、立ち飲み屋『しまだ』にいた。
彼は新宿のインターネット広告代理店に勤務しているため、正直なところ、中々銀座エリアまで足を運ぶことはすくない。なぜ彼は、そんな街、銀座に舞い降りたのか。
― ここが、溝口がテリトリーとしている、銀座… ―
......
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