2016.02.06
在バルセロナ日本国総領事館で腕をふるったシェフを迎えた『ボケリア』は、スペイン語圏の料理を融合した新感覚バル。2015年12月に誕生したばかりの超新店だ。
1日10食限定の絶品メニュー「殻つき生ウニ特濃プリン」など、これを食べるためだけに同店を訪れたくなる絶品ラテン料理が満載。予約が取れなくなる人気店になることは必至なので、今のうちに!
築60年の古民家を改装 和洋折衷空間でラテン料理を
『ボケリア』という店名の由来は、スペイン東部の街・バルセロナのボケリア市場にある。
国内ホテルや日本一の豪華客船「飛鳥Ⅱ」を経て、在バルセロナ日本国総領事館のシェフを2年間務めた堀江功一シェフが海外滞在中、もっとも心奪われた思い出の地を店名に冠したというわけだ。
同店の料理はスペイン料理をベースに異なるラテン要素を融合させており、仮にジャンル名をつけるならば“ネオラテン”だろうか。
「殻つき生ウニ特濃プリン」は必食!
1日10食限定の「殻つき生ウニ特濃プリン」は必食のひと皿!「なかなか手間のかかるメニューですよ」と堀江シェフが笑う。
毎朝築地から仕入れる鮮度抜群のウニを卵黄やソテーオニオンなどとミキサーにかけては濾す作業を繰り返すこと3回。仕上げにフランス・アルザス産岩塩をパラッ、オリーブオイルをトロッと回しかけて完成だ。
口に入れると同時に、ウニ×卵黄の“濃濃コンビ“が織りなすリッチな味わいがダイレクトに伝わる。脳みそまでとろけそうな旨みに思わず頬が緩む。
イベリコ豚を超える旨さ!「ラルポークの炙り焼き」
しっかりと肉料理も味わいたいときには「ラルポークの炙り焼き」がいい。イベリコ豚よりも美味しい豚だという自慢の逸品だ。
細やかなサシを湛えた肉質のラルポークを、まずフライパンで肉汁を閉じ込め、その後オーブンを使い余熱で丁寧に火を入れることで、歯を立てた瞬間にジュワッ~と旨みが溢れ出る。
あぁ、なんという肉汁率! サクッと軽い歯切れも心地いい。シェフから、ラルポークの“ラル“がスペイン語で「最高位」を意味する“レアル”に由来すると聞き、大きくうなずくばかりである。
この記事で紹介したお店
ボケリア
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