普通の鍋はお断り!イマドキ女子のハートを掴むのはこんな"進化鍋" Vol.2

まだ普通の鍋?外食慣れした女性の心を一瞬で掴む鍋デート店4選

石鍋は食材がじっくり軟らかく煮えるのだとか

『石頭楼 アネックス』の“石頭火鍋”

六本木

マンションの数フロアにわたる部屋を利用した石頭楼本店は、看板がない六本木の隠れ家鍋レストラン。その本店近くにあるのが、一軒家のアネックス。

こちらは2階建て一軒家にゆったりと席をとり、名物の石頭火鍋を心ゆくまで味わえる。石頭楼の石頭火鍋は、オーナーが台湾で食べて感動したという料理。

古くは韓国の宮廷料理であったというが、そこから台湾に伝わり、現在の形に。石頭楼ではさらに日本人にも喜んでもらえるように工夫を凝らし、雅で贅沢な味わいに仕上げている。

石頭火鍋はポン酢ダレと、腐乳をアクセントにした卵ダレで食べる

まず韓国産の角閃石で作った鍋を熱し、そこにたっぷりの胡麻油を入れて、豚のばら肉と牛の肩ロース肉を炒める。

いったん肉を取り出して鶏がらスープを入れ、具を加え、肉を戻す。一度油通しすることで、肉は煮ても硬くならず、旨みが内側に閉じ込められるという。

石の鍋でじっくりと熱を通したさまざまな具材から、旨みが出て混然一体となったスープには、最後に卵麺を入れる。

味付けはシンプルに醤油ベースのタレとネギだけ。ごま油の香りが高いこの鍋のスープは、麺との相性が抜群だ。リッチな鍋のスープを使った麺は、この料理を食べなければ味わえない希少なラーメンなのだ。

「〆の醤油ラーメン」胡麻油が香る石頭火鍋の残りのスープで食べるコシのある卵麺のラーメン。肉を焼いた旨みと、野菜や魚介を煮込んだ旨みを胡麻油がひとつにまとめあげたスープは絶品。あっさりとした醤油ベースの味付けも、鍋コースの〆にピッタリ

濃厚スープに合う前沢牛の霜降りロース 肉はオーナーが厳選した前沢牛の霜降りのロース肉を使用。濃厚な鶏ガラスープと抜群のコンビを見せる。1人前¥3,400(2人前〜)

『ちゃんこダイニング桜一』の“前沢牛のちゃんこ鍋”

三軒茶屋

~肉食女子も納得の今に蘇るちゃんこ鍋~

三軒茶屋の裏路地にひっそりと店を構える『ちゃんこ桜一』。雰囲気あるその空間も相まって、しっぽりとふたりで鍋をつつきながら最高の時間を過ごすことのできる、正に隠れ家的なお店。

ここでいただけるのは、70年の歴史を誇る「ちゃんこ鍋」。秘密は12時間以上じっくりと煮込んだ秘伝の濃厚なスープにあり。オーナーの竹澤一郎氏いわく「青森十和田産の鶏のガラを最大限に引き出します。洋食のブイヨンやフォンドボーのような感覚で、スープだけでおかずになるくらいに濃厚に仕上げている」とのこと。

締めはうどんもあるが、鶏ガラスープをたっぷり吸ったフカヒレ雑炊も楽しめる

そんな濃厚スープに負けない存在感を見せるのが前沢牛。見た目にも鮮やかな霜降りの肉は、口に入れた瞬間にジュッと脂が溶け出してホロホロと蕩ける……「肉食女子」も納得の逸品だ。

こちらのメニューは前沢牛をベースに月替わりで具材が変化。12月は北海道産の鱈と三陸産の牡蠣、1月はあんこうや餅など、その時々の旬のものを取り入れた豪華な一品となっている。

従来のちゃんこ屋のイメージを覆す雰囲気ある空間。パートナーとじっくりと鍋を挟んで会話が楽しめる

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