2017.01.13
今では日本人にとって最も馴染のある外国料理イタリアン。中でもパスタはイタリアの国民食であり、イタリアンを代表する料理のひとつ。
しかしご存知であろうか。 イタリアには我々の知りえぬ程、非常に多種類のパスタがあるということを。
そこで今回は、あまり日本ではお目にかかれないレアパスタとそれが食べられる名店をご紹介。定番もいいが、これまで口にしたことのないパスタを探してみるのはいかがだろうか?
レアパスタ①「コルツェッティ シラスとムール貝、タジャスカオリーブ、芽キャベツのソース」。季節などによりメニューは異なる。写真は一例
使われてるのはこのレアパスタ
「コルツェッティ」
イタリア北西部リグーリア州の東の町ラ・スペッツィアの木製スタンプで1枚1枚型押しする円形パスタ。
直径5cm~7cmほどの大きさで、模様のでこぼこにソースが絡む。十字架のデザインが一般的で、イタリア語CROCE(十字架)が語源。
レアパスタ②「自家製リコッタチーズとジャンドゥイアの詰め物パスタ 牛肉のパローロキナート煮込みソース」。季節などによりメニューは異なる。写真は一例
使われてるのはこのレアパスタ
「アニョロッティ・デル・プリン」
イタリア北西部にあるピエモンテ州のアスティ地方の詰め物パスタ。
詰め物には、豚や仔羊、兎といった数種類の肉をローストし野菜や香草で煮込んだものを、チーズや卵などと合わせる。
それをパスタ生地で包み、両端を手でつまんで仕上げるため、キャンディー型をしている。語源はAgnolotti(残り物)、Plin(つまんで閉じる)。
これらのレアパスタが食べられる店はこちら『アンティカ オステリア デッラ マジカメンテ』
古きよき伝統を大切にしながらも、魔法をかけられたような驚きが体感できるように、との店名通り、シェフが腕を振るうパスタは、これ本当にパスタ?とハッとさせられるものばかり。
スタンプ型の「コルツェッティ」は表と裏が違ったデザインで、両家の家紋を押すことから、結婚式などでふるまわれたお祝いパスタ。また、「自家製リコッタチーズとジャンドゥイアの詰め物パスタ 牛肉のパローロキナート煮込みソース」には、ソースにバローロの伝統リキュールを使用。
ワインにもこだわり、各地で昔から根付いている土着品種を主体に、伝統的な造り方をしている小規模生産者の自然派ワインをラインアップ。
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