女優美学 Vol.10

「女優美学」 誰にも似ていないオンリーワンの美 橋本愛

順調にキャリアを重ねている女優・橋本愛。2016年は、新作映画の公開が次々と控えている。

「出演作が増えていくと、似たようなシーンとか、似たようなテーマが出てきます。反抗期の娘で、母親に怒る役、“以前やったなあ”と思ったら、同じことはしません。

前と同じことをしたら、自分が面白くないし、そこは自分の中で変えていく。まわりとの関係性ではありません。自分が飽きてしまうんですね。飽きないで同じことをきっちりやることは正しい道だと思いますが、飽きっぽいので私にはできない。

映画などを観ていて、“この人同じことをしているな”と思うと気持ちが萎えるんです。自分が嫌だと思うから、そうはしないというところはありますね。

今年撮影してこれから公開される作品は、作風がどれも全然違うので、自分の演技の幅が広がっているという実感よりは、“あ、こっちもあったんだ”、という感じですね。それは新鮮だし、とても心地いいことでした」

自分というものを強くもつ女優だが、一方で、もちろん監督との関係も大切にしている。

「今回の『残穢(ざんえ)―住んではいけない部屋―』は演出が細かくて、技術的なことを求められました。中村(義洋)監督はフィクションはフィクション、嘘は嘘として確立されている方だと思います。

声の抑揚や間(ま)を大切にする。“3秒伸ばして”とか指示が具体的で的確なんです。客観的に判断ができるので、すごく演技がしやすい。

いろいろな監督がいらして、いろいろな経験を積めることはすごく嬉しいです。今回は、本当に向いていたベクトルが一緒だったと感じています」

14歳のとき、映画「告白」で鮮烈なデビュー。あれから5年。2016年1月12日に彼女は20歳になった。大きな飛躍の年になりそうだ。

文 小林淳一
写真 丸谷嘉長

はしもと・あい 1996 年1月12日生まれ。2008年から芸能活動をスタート。2010年の映画「告白」で脚光を浴びる。以後、数々の映画、テレビドラマ、CMに出演。主な出 演作に映画「桐島、部活やめるってよ」「リトル・フォレスト」2部作、NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」などがある。2016年1月30日より映画「残穢(ざんえ)-住んではいけない部屋―」が公開される。続いて2月27日より「シェル・コレクター」の公開が控える。


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